日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > TT兄弟、広告オファー殺到 

チョコプラのTT兄弟、アルファベットを変えれば何にでも使えると広告業界からオファー殺到

チョコレートプラネット

 半年前であればIKKOと和泉元彌のモノマネで引っ張りだこだったお笑いコンビ・チョコレートプラネットだが、今となっては「TT兄弟」にこそ注目が集まっている。

 ドコモのキャッシュレス決済サービス「d払い」のCMに「dd兄弟」として出演したり、「CC兄弟」として小学館の子供向け漫画雑誌『コロコロコミック』の宣伝大使に就任したりと、企業絡みの仕事が相次いで舞い込んでいるのだ。

「TT兄弟の“T”の部分を商品やサービスに絡んだアルファベットに置き換えるだけで、いろんな広告プランを立てることができるというのが、最大のメリット。こんなに広告に使いやすい芸人さんはいないと思いますよ」(広告代理店関係者)

 このTT兄弟というネタが世に大きく広まったきっかけは、2018年9月に放送された日本テレビ系『有吉の壁10』という番組。『エンタの神様』に出演する一発屋になりそうな芸人、というコンセプトで誕生したものだった。

「一発屋芸人といえば、企業のPR会見にゲストとして呼ばれることが多いんですが、いまのTT兄弟はまさにそれ。最近でもケンタッキーフライドチキンやDHCの会見に出演していますね。子供なんかにも広く浸透しているし、いい感じに世間で流行っている。しかも、今年の上半期は大きくブームになるような一発屋系の芸人もいなかったので、TT兄弟の登場に助かっているPR会社も多いと思います」(同)

 そして、何よりチョコプラにとってこのTT兄弟が本ネタではないということが、大きなメリットになっている。

「通常の一発屋芸人は、持ちネタが飽きられたら、それでおしまいというパターンがほとんど。でも、TT兄弟はあくまでも“一発屋になりそうなネタ”というコンセプトで作ったネタなので、いくら消費されても問題ない。

 そもそも『キングオブコント』で何度も決勝戦に足を運ぶなど本ネタの評価も高いし、TT兄弟の前にはモノマネでもブレークしている。消費されるリスクを負うことなく、一発屋芸人のふりをして、いろんな広告に出られるというのは、とてもおいしい展開です。最高の金脈を見つけたという感じでしょう」(お笑い事務所関係者)

 数回にわたってブレークを続けているチョコレートプラネット。その人気は、まだまだ続きそうだ。

最終更新:2019/07/21 06:58
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

『24時間テレビ』強行放送の日テレに反省の色ナシ

「愛は地球を救う」のキャッチフレーズで197...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真