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加藤浩次、松本人志とはかなりの温度差か? 芸人間に広がる”大崎・岡本アレルギー”

吉本興業公式ホームページより

 雨上がり決死隊・宮迫博之とロンドンブーツ1号2号・田村亮の謝罪会見を受ける形で行われた吉本興業の岡本昭彦社長による謝罪会見がその後、大きな波紋が広がっている。

 加藤浩次は自らがMCを務める『スッキリ』(日本テレビ系)で、岡本社長の会見VTRを流した上で、「僕はこの会社にいられない。今の岡本社長、大崎会長の体制が続くなら、僕は吉本興業を辞める」と断言。さらに、23日夕方に大崎会長と話し合うことを明かした。

 なぜ加藤がこうもかたくなに現体制を批判するのか? そこには深い因縁と理由があるという。

「加藤は、06年に極楽とんぼの相方・山本圭壱がトラブルで吉本興業を契約解除されて以降、大崎・岡本体制に不満がくすぶっていた。途中、何度も山本の復帰をかけ合うも相手にされず、明石家さんまを仲介役にして交渉するも決裂。両者が険悪の仲だったのは周知の事実。加藤の行動には、山本の一件が根っこにあります」(週刊誌記者)

 加藤のそうした対決姿勢は、23日の夜に「寝不足芸人、プロ根性で乗り越えましょう。私達は生まれつきオモロイ」とTwitterに投稿し、会社と芸人の結束を訴えた松本人志とはあまりに対照的だ。

「吉本の体質改善を訴えつつも、大崎会長は辞めるなら自分も辞めると忠誠を誓った松本ですが、実は吉本社内で大崎会長を擁護する芸人は皆無。大崎・岡本組に対するアレルギーは想像以上に広がっており、加藤ら中堅芸人以下と松本にはかなりの温度差がある。それを裸の王様状態の松本自身が気づいていないという話もあり、やもすると吉本の分裂にまで発展しかねません」(同)

 ”加藤の乱”はどのように収束するのか? ”闇営業”から続く一連の騒動は、お笑い帝国の牙城を崩し始めているようだ。

最終更新:2019/07/24 09:44
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