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サンドウィッチマンも「いい人イメージはめんどくさい」 好感度タレントは叩かれやすい現実

サンドウィッチマン

 好感度No.1芸人の名をほしいままにしているサンドウィッチマンの2人。しかし、本人たちはそんな称号を少々窮屈に思っているようだ。

 7月23日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)に掲載されたインタビューでサンドウィッチマンは、「今の状況は好感度のイメージがひとり歩きしちゃってる感じがして……」(伊達みきお)、「“いい人”イメージがつきまとうのは、ちょっとめんどくさいです」(富澤たけし)とコメント。もともとコワモテの風貌で、好感度とはかけ離れた芸風だったということもあり、現在の状況に戸惑いを感じているという。

「たしかに、ブレイク前のサンドウィッチマンは、チンピラ風ルックスのイメージが強すぎて、テレビでは使いづらいと言われていたくらい。“見た目が良ければ、売れるのに……”なんて言われていた時期もあったので、同じルックスのまま好感度が上がっている今の状態が信じられないような部分もあるのでしょう」(お笑い事務所関係者)

 実際に好感度が高いことで“デメリット”となるケースも少なくないという。

「街なかで声をかけた時、好感度が高いタレントがちょっとでも冷たい態度を取ったら、“イメージと違った”なんてSNSに投稿されて、叩かれてしまう可能性も高くなる。逆に好感度が低いタレントであれば、ちょっと優しい態度を取っただけで、絶賛されることもある。サンドウィッチマンなんて、黙っていれば怖い風体なわけで、何もしないでいると“イメージと違う”となってしまいがち。プライベートでも常にいい人を演じていなければならないのは結構たいへんだと思います」(エンタメライター)

 また、好感度が高かったがゆえに、スキャンダルが出たときのダメージが大きいというパターンもある。

「博多大吉さんが、赤江珠緒アナと“寝そべりデート”が報じられた時、実際には不倫関係ではなかったけど、世間からの風当たりは強くなりました。実は女癖が悪いとか、後輩にパワハラまがいの行為を働いているとか、バッシングに近い情報も多く出るようになった。好感度が高いと何かあった時に、“裏切られた”という捉え方をされてしまうことが多く、悪い方向に余波が広がりがちなんです」(同)

 さらに、元々の好感度の高さが致命傷となったのが、ベッキーだ。

「ゲス不倫報道でのダメージがかなり大きく、数年経った今でもかつてのような活躍はできていない状態。元々熱愛スキャンダルが多いタレントだったら、ここまで後を引くことはなかったでしょうね。また、好感度が高いことに対するやっかみもあったのか、一度スキャンダルが出ると、“本当はそんな人ではなかった”といった声が堰を切ったように業界内から溢れ出てくるということも多い。好感度が高すぎると、足を引っ張られやすくなるという側面もある」(同)

 今後サンドウィッチマンは、好感度イメージをどう変えていくのだろうか?

「2人とも根本が普通にいい人なので、なかなかイメージが変わることはないでしょう。ただ、番組に対して“好感度の高さをイジるのはやめてくれ”などと要請するようになれば、“注文が多くて面倒くさい”というイメージがついて、結果的に業界内好感度が下がるかもしれませんが(笑)」(同)

 好感度は低いより高いに越したことはないが、高すぎるのも困りもののよう。サンドウィッチマンの“苦悩”はまだまだ続きそう?

最終更新:2019/07/30 10:12
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