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テレビ辛口研究所

『なつぞら』敗因は王道すぎたから? 朝ドラウオッチャーたちが総括!

広瀬すず

 NHK連続テレビ小説第100作として大いに期待された『なつぞら』。

 歴代ヒロインの出演や、イケメン祭りといわれるほど豊富に取りそろえたイケメン俳優、北海道ゆかりのスター・TEAM NACSのコンプリートなど、話題には事欠かなかった。しかし、その実、「ようやく終わった」とホッとしている視聴者も少なくない。

 ネット上にはアンチの書き込みだけでなく、中盤、終盤にかけて全体として低評価の声がどんどん増えていった印象だ。

 王道朝ドラとしてスタートしたはずの『なつぞら』が、なぜ嫌われたのか。この問いに対して、朝ドラ好きのテレビ誌記者は言う。

「『なつぞら』は100作目らしく、『王道朝ドラ』を非常に意識した朝ドラだったと思います。むしろ悪い意味で王道を意識しすぎて、要素をたっぷり詰め込みすぎたからこそ不評だったのではないでしょうか」

 同氏の指摘する「王道」要素の筆頭は、「ヒロイン至上主義であること」だ。

 『なつぞら』を批判する人、途中で脱落したという人たちの多くは、広瀬すず演じるヒロイン・なつだけがすべての人に愛され、周りが常に助けてくれる“ご都合主義 ”だったことを指摘している。

「でも、これまでの朝ドラを振り返ると、ヒロイン至上主義&ご都合主義で、ヒロインがすべての人に愛され、さまざまな困難がヒロインのおかげで解決していく作品は非常に多いんです。優しくない、性格もあまりよくない、特別才能があるようにも見えないヒロインが、どういうわけかみんなに愛され、常に周りから評価されていくというのが、ある意味、朝ドラの定番なんですよ」(同)

  また、朝ドラあるあるとして、「仕事の描写の薄さ」も挙げる。

 今作の場合、主人公は女性アニメーターの草分け的存在だったわけだが、SNS上にも下記のようなアニメ制作の描写に対する物足りなさを嘆く声が多数見られる。

「肝心のアニメ制作部分がうっすいんだよなー。たいした苦労もせずに作っているように見えてしまう」

「なつぞら最終回だけど、なんか最後までアニメ関係の話があっさりしすぎてて、ドラマに全然絡んでなくて印象が薄い」

「Eテレの日曜美術館 で高畑勲特集。ハイジ制作時の熱意を聞いてると、『なつぞら』は薄いって思っちゃう。なつに配分するから薄まるんだ」

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