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プロ化、五輪、さらに進む外国化…W杯で大健闘の日本ラグビーが今後歩む道

文=日刊サイゾー編集部(@cyzo

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 20日の南アフリカ戦に敗れ、準決勝進出こそ逃したものの、W杯の大会開催国として大きな爪痕を残したラグビー日本代表。前大会では南アから勝ち星を上げて大きな話題となるも、その後盛り上がりを継続出来なかったラグビー界だが、今度こそブームを継続するべく次々とプランは用意されている。

 1次リーグを全勝で突破し、初めて決勝トーナメントに駒を進めた日本チーム。前大会では2度の優勝歴を誇る強豪・南アを撃破し、キッカーの五郎丸歩の「五郎丸ポーズ」が流行語大賞にノミネートされるなど、一気にラグビーへの注目度は上がったが、ブームは短かった。週刊誌のスポーツ担当記者がいう。

「前回、南アに勝ってラグビーブームが起きましたが、その後にいくつもの不運が重なりました。観客が急激に増え、対応の悪さがクローズアップされたのもその1つですが、最大の理由は、話題が五郎丸ポーズに集中したことでしょう。五郎丸だけがテレビに呼ばれ、質問が五郎丸ポーズのことばかりになってしまったため、いい加減ウンザリといった雰囲気になり、しかも五郎丸が代表から外れたことで、あっという間にブームが去りました」(スポーツ担当記者)

 女子ソフトボールやなでしこJAPANなどを見ても、日本人は熱しやすく冷めやすいタイプのようだが、ラグビー界としては、もう1度与えられたチャンスは逃せない。その第一歩がプロ化だ。フリーのスポーツライターがいう。

「現在、日本ラグビー界の頂点はトップリーグですが、これはあくまでも社会人チームの強豪が集ったもので、選手の中には会社員も多数存在します。これを完全プロ化しようと旗振り役になっているのが、日本ハムの清宮幸太郎の父親の清宮克幸氏です。そのプランは、今回W杯開催地となった12都市を本拠地とするプロチームでリーグを作り、2021年秋の開幕を目指すもの。トップリーグのチケットは1試合あたり2000枚ほどしか売れていませんが、バスケットボールのBリーグを念頭に、ラグビーもビジネスになると判断しているようです」(スポーツライター)

 Bリーグは1億円プレイヤーも誕生し、認知度は確実に上昇している。さらに来年には五輪というイベントも用意されている。

「前回のリオ五輪から、1チーム7人で行う7人制ラグビー、通称『セブンズ』が五輪の正式競技に採用されています。日本は開催国枠で出場権を確保しており、W杯で活躍した福岡堅樹が出場に興味を示しています。メダルはなかなか厳しい状況ですが、医師を目指していることを公言して話題になった福岡が出場すれば、五輪でも注目されることは間違いないでしょう」(同上)

 一方、代表メンバーの顔ぶれが多数の外国出身選手で占められていることはすっかり常識になったが、その傾向は今後も続くのか?

「大学ラグビーでは昨年ルールが変更になり、外国人出場枠が2から3に増えました。一方で、世界のラグビーの規約も変わり、代表資格を得るためには、当該国居住歴3年が必要でしたが、それが5年に伸びます。こうなると、留学人を受け入れる大学がフルに外国人出場枠を使い(明治、慶応、早稲田などは、外国人枠を使っていない)、そういった選手がどんどん代表に入るのは明らか。今大会では約半数だった外国出身選手は、次の大会ではさらに増えているでしょう」(同)

 世間の関心はラグビーボールのように“どちらに転がるか分からない”だけに、試合よりも難しいのかもしれない。

最終更新:2019/10/21 17:59

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