日刊サイゾー トップ > 社会 > メディア  > 美智子さま週刊誌との攻防

上皇后美智子さまのストレスによる“嘔吐発表”は、週刊誌合併号へのカウンター攻撃か

イメージ画像

 12月13日、上皇后美智子さまが9月以降、血液が混じる嘔吐を複数回したり、体重減少があり、体調不良が続いていることを宮内庁が発表した。

 原因はストレスとのことだが、具体的すぎる中身がメディア関係者を驚かせている。「事実と異なる週刊誌報道にストレスを感じられ、胃に負担が掛かった可能性もある」と説明したからだ。

「発表したのは、上皇夫妻のスポークスマンである高橋美佐男上皇侍従次長。警察庁キャリアの高橋氏は、2012年に天皇夫妻担当の侍従次長となり、今年5月に天皇が上皇になるのに伴ってスライドした、ご夫妻から信頼の厚い人物です。高橋氏が”忖度”して発表するわけもなく、美智子さま本人のお考えが反映されています。高橋氏は『症状が出た時期からすると』と分析していますが、即位の一連の儀式と重なった時期で、そのストレスが大きかったはず。それでもあえて『週刊誌報道』と決めつけたのには驚きました」(宮内庁担当記者)

 週刊誌は、美智子さまと共に歩んできたと言っても過言ではない。時の皇太子である上皇陛下と美智子さまの婚約が発表されたのが1958年。ミッチーブームに沸き立ち、それを当て込んで、「女性自身」(光文社、58年)、「週刊大衆」(双葉社、58年)、「週刊現代」(講談社、59年)、「週刊文春」(文藝春秋、59年)など、雨後のタケノコのように週刊誌が創刊されたのだ。

「売れてナンボの週刊誌にとって、最初のキラーコンテンツが美智子さまだったわけです。美智子さまも週刊誌に揉まれながら、メディア戦略を身に着けていかれたことでしょう」(ベテラン週刊誌記者)

 当初の蜜月ブームから手の平を返すのもまた、週刊誌の性(さが)だ。平成になると文春などのバッシングが熾烈を極め、美智子さまは失声症になってしまう。

「皇室の生活が税金で賄われている以上、厳しい目を向けるのは当然ですが、週刊誌報道まできちんと目を通す美智子さまは、まともに受け止めてしまった。ただし体調回復後は『どの批判も自分を省みるよすがとしていますが、事実でない報道がまかり通る社会になって欲しくありません』とコメントを発表し、週刊誌に”反撃”を加えています」(同前)

12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

『24時間テレビ』強行放送の日テレに反省の色ナシ

「愛は地球を救う」のキャッチフレーズで197...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真