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木村拓哉、主演作が大ヒットするも各映画賞からお呼びがかからないワケ

木村拓哉

 3月6日に都内で授賞式が解さされる「第43回日本アカデミー賞」の各優秀賞が15日、発表され、昨年大きな話題となった『翔んで埼玉』が優秀主演男優賞(GACKT)、優秀主演女優賞(二階堂ふみ)など、最多12部門で優秀賞に輝いた。

 主演男優賞のGACKT以外の顔触れだが、笑福亭鶴瓶、菅田将暉、中井貴一、松坂桃李らが名を連ねた。主演映画がヒットした俳優もしくは、映画賞の常連となっている俳優陣が顔をそろえたが、あの男の名前は今年もなかった。

「主演した『マスカレード・ホテル』が興行収入46億円超えの大ヒットとなった木村拓哉です。正月に放送されたSPドラマ『教場』(フジテレビ系)での演技が絶賛されるなど、俳優としての評価がここに来て急上昇中。『マスカレード』でも高級ホテルで潜入捜査を行う敏腕刑事役を堂々と演じました」(映画ライター)

 昨年末から、各スポーツ紙の映画賞などが発表されてはいるものの、それらでも木村の名前を見かけることはない。

 今回の日本アカデミー賞には、『マスカレード・ホテル』で共演した長澤まさみが優秀助演女優賞に選ばれてはいるが、対象作品は『キングダム』のみという有り様だ。

「日本アカデミー賞はV6・岡田准一と嵐・二宮和也がそれぞれ最優秀主演男優賞を受賞。ジャニーズ勢を“優遇”しているような傾向で、おまけに投票はの票数などはオープンになっていないので、キムタクに受賞させるのは難しいことではなかったはず。それだけにキムタクの存在が無視されているのは不自然ですね」(同) 

 実はキムタクが映画賞に縁がないのは、過去の“ある事件”が関係しているという。

「2006年に主演映画『武士の一分』が公開されたキムタクですが、『競うことをさせたくない』というジャニーズ事務所の意向で、選ばれてもいないのに、日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を辞退して笑いものになってしまった。その後、岡田と二宮は何事もなかったかのように受賞しているが、あの失態のおかげでキムタクは映画賞にはお呼びが掛からなくなってしまったんです」(スポーツ紙記者)

 ジャニーズ幹部たちは、当時の対応を猛省しているに違いない?

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最終更新:2020/01/18 06:00
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