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プロ野球が開幕延期、それでも各球団トップが「無観客試合」には拒絶反応のワケ

文=日刊サイゾー

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 NPB(日本野球機構)は3日、12球団代表者会議を開き4月24日の公式戦開幕を断念、4月下旬か5月上旬に開幕時期を探ることを決めたと発表。昨今の社会情勢が大きく反映された形となった。

 球界関係者によると、「通常の143試合に加えてクライマックスシリーズ、日本シリーズなどのポストシーズンを行う“デッドライン”は5月中旬が本当にギリギリのライン。それも、日程を詰めたり1日2試合行うダブルヘッダーも辞さない状況で、事実上、全試合消化は限りなく難しい状況に突入してしまった」と説明。会議に先立って開かれた、JリーグとNPB合同の会議では“無観客試合”でも疫病のリスクが高まることが指摘された。

 こうなると天秤にかけるのは「試合数消化」なのか「可能な範囲での通常開催」の二者択一。後者はチケット収入などの売り上げが見込めるが、そもそも何試合できるかは不透明な状況で、前者は選手の成績や今オフの年俸査定という点においては重要な要素になる。当然、無観客でもテレビ中継は可能のため、放映権料による収入は見込める。

 それでも、12球団のトップは「無観客試合」に腰が重く、3日も斉藤コミッショナーが「考慮の1つになる」と言及したに過ぎないがなぜなのか。スポーツ新聞記者が解説する。

「1試合1億円強と言われている試合の収入がなくなると、球団は運転資金すら手に入れることができないからです。そうなれば、当面の間はあらゆる部分でずっと“持ち出し”が続く。楽天、ソフトバンクなど財務体力がある球団はまだいいのですが、実はそうでもないチームも少なくはない。こうしたところへの配慮だと思われます」

 時には“素人経営者目線”で物事を考えてしまうプロ野球の世界だが、興行を打つ難しさは国難に襲われている今、思っている以上に打開策が見いだせないようだ。

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最終更新:2020/04/06 15:56

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