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富川悠太アナと番組幹部が離脱のテレ朝『報ステ』は立て直しに1カ月以上か

文=田中七男

テレビ朝日公式サイトより

 テレビ朝日の看板報道番組『報道ステーション』が苦しい状況に追い込まれている。

 11日に同番組のメインキャスター・富川悠太アナが新型コロナウイルスに感染していることが明らかになった。富川アナの体調不良を受けて、ニュースと金曜MCを担当する森川夕貴アナは10日から欠席。13日からはMCの徳永有美アナを始め、すべてのスタジオ出演者が自宅待機に入った。この措置に伴い、同日から金曜MCの小木逸平アナ、フィールドキャスターの森葉子アナ、板倉朋希アナの3人で番組は進行されている。

 さらに、全スタッフも同日から自宅待機となり、過去に同番組を担当したことがある者を中心に社内からかき集めて制作せざるを得ない状況に陥っている。

 あいにく、富川アナとの濃厚接触者で、体調がかんばしくなかったチーフプロデューサーと、チーフディレクター(フリーアナ・赤江珠緒の夫)の男性幹部スタッフ2人も感染していることが15日に判明した。

 この事態に伴い、同局では17日から3日間、基本的に全館を封鎖し、消毒を行う。この間は、報道、情報系の生放送の関係者以外は、局内に立ち入ることができないという。

「富川アナが体調が悪い中、9日まで出演を続けた点や、わかっていながら止めなかった同局に対して、一部で批判も出ているようですが、今さらそんなことを言っても始まりません。新型コロナウイルスは厄介で、陰性になっても、再び陽性に転じるケースも多々確認されていますから、富川アナや幹部スタッフ2人の早期復帰は危険。徳永アナらは27日頃から戻るでしょうが、スタッフを含め全員が復帰して、従来の体制に戻るには、順調にいっても1カ月程度かかってしまうのではないでしょうか?」(スポーツ紙記者)

 13日から急ごしらえで番組を制作していることもあり、「キャスターは個人の意見を述べない」「現場からのリポートはなし」「レギュラーのコメンテーターの出演はなし」など、淡々とした、あっさりしたつくりになっており、番組の固定ファンとしては、なんとも物足りない状況が続いているようだ。

 このままでは、視聴者が『news zero』(日本テレビ系)や、『NEWS23』(TBS系)などに流れてしまうのを食い止めるのは難しくなってきそう。立て直しに1カ月ほどかかってしまうとなると、『報ステ』のコロナ禍は重くのしかかってくるだろう。

最終更新:2020/04/18 07:45

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