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『フリースタイルダンジョン』レビュー

『フリースタイルダンジョン』モンスター全員の名前で韻を踏むR-指定に、ラスボスとしての矜持を見る

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系/AbemaTV)

 4月14日放送『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)だが、フリースタイルバトルを行った収録のストックが前回分でついに尽きてしまった模様。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ここからは無観客の収録を行わなければならない。

 そこで、今週からは特別編。今回はフリースタイルバトルがうまくなりたいという芸能人を、芸能人にZeebra(じぶら)とモンスターたちが講師になって指導する「MCバトル塾」が行われた。

 端的に言えば、YouTubeで行われている「Zeebraのラップメソッドチャンネル」のテレビ出張版だ。参加した芸能人はレイザーラモンRG、品川祐(品川庄司)、長谷川忍(シソンヌ)、大地洋輔(ダイノジ)、紺野ぶるま、LINA(MAX)の6人だった。正直、ここに久保田かずのぶ(とろサーモン)も加わってほしかったが、彼は過去にチーム戦(中山功太、MCKJとのトリオ)でダンジョンに出場しているからな……。

紺野ぶるまから下ネタを引き出そうとするR-指定

 Zeebra講師が最初に教えたのは、韻の踏み方。まずはoiで韻を踏んでいく。早速、紺野ぶるまにoiで踏んでもらおう。

紺野「そり。そり立つ、そそり立つほうの『そり』です」

 彼女の得意ネタ「ちんこ謎かけ」に似た「ちんこ韻踏み」といえるかもしれない。再び、紺野が手を挙げた。

紺野「こき」

R-指定「これ、電話の『子機』ですよね?」

紺野「いや、コクほうの『コキ』です」

 R-指定(あーる・してい)が明らかに紺野から下ネタを引き出そうとしているのだ。ラスボスの使い方はこれでいいのか?

 この講義でZeebraが強く説いたのは「響きが近いほうが正義」という考え方である。同じoiでも「土地」と「恋」では「い」と「ち」が離れて聞こえる。でも「い」と「ひ」なら響きが近い。この手のスキルに関しては、FORK(ふぉーく)の右に出る者はいないだろう。

「タイミングかなと思うんですよね。『恋』と『土地』だと確かに踏んでないかもしれないけど、『問い』が入ったら『土地』と近くなるし」(FORK)

 つまり、「恋」→「土地」ではイマイチだけど「恋」→「問い」→「土地」なら気持ちよい踏み方になるということだ。

「あと、『恋』と『ポチ』だったら『土地』の後に踏んだら『ポチ』が生きる」(FORK)

「問い」→「ポチ」に1つ挟み、「問い」→「土地」→「ポチ」にしたらよりベターになる。なるほど、勉強になる。というか、よく一瞬でこんな好例を出せるものだな……。わかってはいたけども、ラッパーってものすごいことをしている人たちだ。でも、これってもしかしてダンジョンの初回にやるべき内容じゃないか!?

 この授業でパンチラインを生み出したのは品川だった。彼は自分の名前を元に「iaaa」で踏んでいった。

「俺の名前は品川 そう 最近減って暇だな 
目指すぜ世界の蜷川 だけどやっぱり結果は暇だな」

 それにしても、品川の格好はなんだろうか。黒いアウターからパーカーのフードだけを出し、インナーに白いTシャツを合わせている。さらに、頭には黒いキャップをかぶっている。ズバリ、思いっきりFORKを意識しているのだ。いくら好きだからって、ファッションまでマネしないでも……。

 次回はなんと、3代目モンスターをセコンドにつけて生徒がバトルを行うとのこと。品川のセコンドにつくのはFORKで、紺野のセコンドにつくのは呂布カルマ(りょふ・かるま)だ。なんとなく志向や相性を考慮してのカップリングになっている気がする。いやはや、メチャクチャ豪華なセコンドだな……。

 予告を見た時点ではどうかと思っていたが、なんだかんだ見させる内容だったこの企画。講義に始まりバトルまでさせてしまうとは、楽しみな展開である。

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