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ハロプロが公演中止に太っ腹対応! 払い戻しに”あのグッズ”の大サービス

イメージ画像/出典:himno1

 新型コロナウイルスの影響で多くの音楽イベントが中止・延期となり、チケットの払い戻しが次々と行われているなか、モーニング娘。’20やアンジュルム、Juice=Juiceらが所属するハロー!プロジェクトのファンクラブの払い戻し対応が太っ腹だと話題だ。

 ハロプロでは、2月末から6月いっぱいまでのすべてのコンサート、舞台などが、中止もしくは延期、無観客公演となり、その数は230公演以上に上る。

「振替公演を行うために調整中となっているものも多いのですが、中止が確定した公演については、払い戻しが始まっています。しかも、ファンクラブで購入したチケットに関しては、購入者の手続きは不要。自動的に購入者の自宅にファンクラブから郵便為替が送られてきて、それを郵便局で換金するという形になっている。購入者にしてみれば、かなり楽な方法です」(音楽事務所スタッフ)

 さらに、払い戻しに“おまけ”まで付いてくるというのだ。ハロプロのファンクラブに加入している芸能ライターはこう話す。

「モー娘。とハロプロ研修生の公演チケット払い戻しの郵便為替が自宅に届いたんですが、L版のメンバー生写真が同封されていたんです。通常のコンサートのグッズであれば1枚150円くらいで販売されているもの。それを全員に配っていると考えると、なかなかの太っ腹だと思います」

 ハロプロが所属するアップフロントプロモーションは、今回の新型コロナウイルスによる影響が特に大きかった芸能事務所だともいわれている。

「ライブハウスなどの小規模公演も含め、230公演以上の中止・延期はかなりのもの。スタジアム、アリーナクラスの公演が軒並み中止・延期となったジャニーズ事務所と共に損害も相当でしょう。

 にもかかわらず、生写真をおまけとして配っているということで、“意外と余裕があるのではないか?”という声も聞こえてきます。まあ、本当に怖いのはこのコロナ騒動をきっかけに、ファンが離れていってしまうことですから、そうならないようにファンサービスを心がけているのでしょう」(前出・音楽事務所スタッフ)

 今回の生写真配布は、ファンの間では、やはり好評を博しているようだ。

「アップフロントというと、運営方針などをめぐってファンから批判されることも少なくなかった。それでも今回に限っては、ライブができなくなった代わりに、SNSやYouTubeでいろいろなコンテンツを提供しているし、払い戻し対応も早い。“アップフロントを見直した”というハロプロファンも少くないようです」(同)

 苦境に立たされた時にどう動くかが、その後の未来を大きく左右するのは当然のこと。エンタメ業界としては、こんな状況だからこそ、ファンに寄り添う姿勢が重要なのかもしれない。

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最終更新:2020/05/07 22:00
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