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プロ野球、“6・19”開幕報道の真意「球界が動き出せば世論は変わってくる」

文=日刊サイゾー

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 いまだに開幕しないプロ野球が6月19日からの開幕に向けて準備を本格化させると9日、一部メディアが報じた。新型コロナウイルスの感染拡大により社会情勢が安定していない最中、この報道の真意はどこにあるのか。

 本来は東京五輪開催の影響もあり、例年より早い3月20日に開幕を迎える予定だったが、すでに複数回延期している。11日、12日にはJリーグとの専門家会議、臨時オーナー会議などが組まれており「予定ではそこで開幕日を正式に設定する予定だったが、政府の緊急事態宣言が延長されたことで暗礁に乗り上げている」(球界関係者)という。

 報道では特定警戒地域を含めて感染が鈍化している点などを挙げて6月上旬からオープン戦にあたる、練習試合を組んで実戦感覚を養い、その後本番を迎える―というロードマップが提示されているが、「今の状況ではユニホーム組など現場も、フロント陣も含めて準備期間があまりに短すぎる。本当に6月19日に開幕するなら、けが人が続出する可能性も否定できない」(同)と話す。

 実際、楽天イーグルスは今月7日まで球団施設を閉鎖、8日にようやく希望者だけが球団施設で自主練習を再開させたばかりだけに「他のチームとの練習の差はあまりに開きすぎており、まずはそこを埋め合わせないといけないのも大きい」(スポーツ紙運動記者)と指摘する。

 課題が多いなか6・19開幕報道の狙いはどこにあるのだろうか。

「Jリーグを含めて、公営ギャンブル以外のスポーツは軒並み活動休止状態。ですが、プロ野球は国内で最も影響力があり試合数が多い。球界が動き出せば世論は変わってくる。いわば世間の反応を見るための“観測気球”的要素が強い内容だと思う」(同)

 別の競技団体の関係者からは「プロ野球が動き出せば、我々も活動再開に向けて動きやすい」というだけに、今回の一連の報道が実現できるかどうかは、世間のみならずさまざまなスポーツ団体も固唾を飲んで見守っている状況のようだ。

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最終更新:2020/05/11 12:00

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