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自粛開けてもブーム続く?「リモートキャバクラ」の実態と、さらば青春の光・森田哲矢もハマる「リモート合コン」の魅力!

自粛開けてもブーム続く?「リモートキャバクラ」の実態と、さらば青春の光・森田哲矢もハマる「リモート合コン」の魅力!の画像1
さらば青春の光・森田哲矢公式Twitterより

 5月25日に全国で緊急事態宣言が解除された。とは言え、今後も新型コロナウイルス感染リスクとの共存は避けられないはず。ソーシャルディスタンスの確保はこれからも求められるだろう。

 3密を避け、1人の時間が増えたことで募る男性の寂しさに注目して生まれたのが、いわゆる「リモートキャバクラ」だ。一部報道によると、あの坂口杏里もオンラインでキャバ嬢に復帰する噂があるらしい。自宅で飲んで喋るだけで高収入を得られるため、入店希望者は殺到中。実店舗の休業が相次いだ今、キャバ嬢からしてもこの業態は頼みの綱なのだろう。

散らかり放題の自宅で気軽に嬢が接客する「リモートキャバクラ」

 5月25日放送『給与明細』(AbemaTV)が、リモートキャバクラ店「ズムキャバ!」に現役アイドルを体験入店させている。接客はどうやらZoomを介して行われるようだ。番組に登場した店舗の料金設定は、1セット(60分)が4000円で指名料はプラス2000円。リアル店舗と比較するとかなり安価である。でも、売り上げは絶好調らしい。リモートキャバクラのオーナーは豪語する。

「(売り上げは)どんどん右肩上がりで増えてまして、直近6日間営業日で150万円以上を超えています」

 店舗型と異なりテナント料は不要だし、黒服がいないので人件費も必要ない。自ずと利益率が高くなるのだ。

 キャバ嬢にとってもおいしい。まず、Zoom用の背景画像(店内写真)が支給されるため、自宅を散らかしたままでいいのは魅力。事実、売れっ子キャバ嬢が背景をオフにすると室内には衣装が散乱していた。あと、ネイルをしていなくても大丈夫。細かいところは映らないので、素の爪のままでもOKだ。ファッションはワンピースなどキャバ嬢っぽい服があればいい。その辺りのハードルは一様に低かった。ちなみに、バーチャル店舗なので飲み物は自宅の冷蔵庫から出したお酒で乾杯するというシステムのようだ。客もキャバ嬢も自前で用意したお酒を飲み合うらしい(ただし、店が用意したシャンパンを1本6000円で客におねだりできる)。生活感溢れる中で気軽に行われる接客、それがリモートキャバクラの実態だった。

 でも、ただハードルが低いだけじゃない。キャバ嬢が特に留意しているのは表情だ。顔しか映らないのだから、それは当然。端的に言えば、明るく濃い目のメイクにしたらウケがいい。人気キャバ嬢がお化粧のコツを教えてくれた。
「口紅を濃くしたり、アイシャドウもいつもよりキラキラのラメを足してみたり。画面の表情で(印象が)決まっちゃうから、ちょっとでも明るく見えるようにトーンアップする化粧をしています」

 キャバ嬢たちとオンラインで遊びたい男性陣は、LINEでお店とのやり取りを始めること。時間や指名の有無を最初に伝え、クレジットカードや電子マネーで料金を先払いする。その後、スタッフから送られてきたURLにアクセスするとキャバ嬢とご対面できるという流れである。グループでの飲みも可能だが、大半はキャバ嬢と客の1対1で事は進む。

 気になるキャバ嬢の給与は、1セット4000円、シャンパン1本6000円、延長1回(30分)2000円、指名料は全額バックで2000円とのこと。リアル店舗と比べてバック率は高い。しかし時給制ではなく実働制のため、待機時間が長過ぎるとあまり稼げない。人気のあるキャバ嬢は待機時間が短く、指名料やシャンパン代で加算できるので、中には1日(6時間勤務)で5万円稼ぐ女性もいるらしい。

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