日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > さらば森田が激売れ【週末お笑い雑話】

さらば森田が激売れ、くるまとサーヤの青春、粗品の悪口大会……【週末お笑い雑話】

 今週あったお笑い界隈の話題をピックアップ! ライター・新越谷ノリヲと担当編集Sが勝手にしゃべります。お聞き流しのほどを~。

■さらば森田が激売れ

編集S ちょっと前から思ってるんですけど、さらばの森田って激売れしてますよね。

新越谷 してますね。完全に激売れでしょう。

編集S 金曜、ヤバかったですよね。

新越谷 フジテレビ『私のバカせまい史』、日テレ『ダウンタウンDX』、テレ朝『アメトーーク!』とゴールデン番組を3局またぎ。どう考えても激売れしてます。

編集S やっぱり能力があるってことなんですかね。元テレ東の佐久間さんも「次世代MC最有力」って言ってましたし。

新越谷 森田についての好きな話は、仲良しのニューヨーク屋敷が森田と飲んだ後、深夜に森田の家に行って、寝ようと思ったら森田は『アメトーーク!』のアンケートを書いてから寝ると言ってたと。確か「ろくでなしBLUES芸人」だったかな。で、屋敷が寝て起きたら、森田はまだアンケートを書いてたって。「こりゃかなわん」って言ってました。

編集S 森田、酒も飲まないらしいですしね。

新越谷 そういえば今回の『DX』で、あの話してましたね。『有吉の壁』収録にテーマパーク行ったら芸人がガチデートしてたってやつ。見取り図の盛山だった。

編集S 年末にマヂラブの野田クリがラジオで言ってたやつですね。

新越谷 野田クリは「ある芸人」って言ってたけど、名前言いたいのを我慢して「もっとしゃべるべき人がいる。森田が詳しい」と言って隠し通してた。なんか芸人同士の義理堅い感じが見えてよかったです。当日、デート中の盛山に直接電話したのは森田だったみたいだし、盛山と森田って関西時代から仲いいですからね。結果、エピソードトークの場としては最高ともいえる『DX』で初下ろしになった。

編集S これで盛山からもこのエピソード出せるようになったんで、どっかでしゃべるでしょうね。お忍びデートでイルミネーション見に行ったら知ってる芸人が50人くらいいるって、面白すぎる状況ですもん。

■くるまとサーヤの青春

編集S ラランドのサーヤがYouTubeで個人チャンネル「サーヤ特番」。

新越谷 ニシダが先に個人チャンネルやってるんですよね。「うんこチャンネル」という最悪のタイトルの。

編集S そして「うんこチャンネル」は、新越谷さんの大好きな「ウエストランドのぶちラジ」より登録者が多いという。

新越谷 それはいいとして、サーヤのほうは美しい青春を見ましたね。第1回で令和ロマン・くるまを呼んで焼き鳥食いながらトークしてるだけでしたが、大学お笑いでコンビ組んでプロデビューしようとして、なんか頓挫して、お互いに別の相方見つけてデビューして、コロナがあって、ラランドが先に売れて、令和ロマンが『M-1』獲って。そういう時間の流れを2人で再確認していくような、清算していくような。

編集S ホントに、話を聞いてて胸が詰まる瞬間というのが何度もありました。

新越谷 サーヤの孤独と、くるまの嫉妬と劣等感。先行した仲間と、追いついた仲間。2人とも「普通に話せない時期があった」って言ってるとことか、20代ですごい経験してますよね。それを、こういう形で大人の編集が入らないで公開できる時代というのもあるし、ホントにいい動画だった。

編集S エモい。

新越谷 エモい。映画みたい。

■粗品の悪口大会

編集S また粗品が後輩に自分の悪口言わせてハシャいでましたね。

新越谷 「粗品のロケ」ですね。前に第1サブチャンネルでやってた「粗品を笑わせろ」の派生版みたいな。

編集S 3本で計1時間半、知らない後輩集めてひたすら大喜利させるという。

新越谷 関係性がない芸人を呼んでるから、緊張がだんだん解けていく感じもあったりでドキュメンタリーとしても面白いし、大喜利も普通に面白いという、これいい企画だったと思います。

編集S 10億円・永見が最初はガチガチだったのが、3本目の動画ではキレキレになってく感じとか、ちょっと感動的ですらありましたよね。

新越谷 それぞれちゃんといいところが出てましたよね。ナイチンのヤスの麻雀の詳しさとかも異常な感じでしたし、エバース町田の変な部分も存分に出てて、かつ粗品を「生で見れる唯一の裸の王様」と名付けるパンチラインもあって。

編集S 「粗品Official Channel」のほうでは恒例の「インスタに来たカスコメントに反論」もやってました。

新越谷 一貫して「悪口にもセンスがいる」ということを言い続けてるんですよね。SNSのコメントに対してもそうだし、メディアの記事に対してもそう。芸人に自分の悪口を言わせるのも「これくらい言ってみろ」って意味だろうし、自分も悪口芸やりますしね。要するに、ずっと戦ってる。

編集S そういうところも含めて、鬼越トマホークYouTubeの「令和ロマンくるまが粗品にならないための20の提言」も面白かった。

新越谷 確かに。

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ(ライター)

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

n.shinkoshigaya@gmail.com

最終更新:2024/02/03 09:52
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

『光る君へ』疫病の流行と宮中での火事

──歴史エッセイスト・堀江宏樹が国民的番組・NH...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真