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天才編集者の文章力がコレなのか——箕輪厚介氏のセクハラ騒動“謝罪文”、低レベルすぎてゴーストライターもア然!

文=日刊サイゾー

天才編集者の文章力がコレなのか——箕輪厚介氏のセクハラ騒動謝罪文、低レベルすぎてゴーストライターもア然!の画像1
箕輪厚介氏の著書『死ぬこと以外かすり傷』(マガジンハウス)

 幻冬社の天才編集者・箕輪厚介に、女性フリーライターへのセクハラ&原稿料未払い疑惑が発覚してから約3週間——6月8日、箕輪氏はようやく長い沈黙を破り、Twitterにある謝罪文をアップした。

 箕輪氏はTwitterの謝罪文で、「一連の問題について不快な思いをさせ申し訳ございません」とお詫びの言葉を述べた上で、「今回の件に対する自分なりのけじめ」として、テレビ番組などへの出演自粛、幻冬舎との協業で運営していたビジネス書レーベル「NewsPicks Book」編集長の退任を報告。そして、「いま一度自分の人生を見つめ直し、精進して参ります」と結んでいる。

 出版不況が叫ばれて久しく、ビジネスモデルも硬直化している出版界において、箕輪氏は自著のタイトル“死ぬこと以外かすり傷”を体現せんとばかりに腕を鳴らしてきた。しかし、そんな天才編集者の謝罪文が、SNSの読者から「形だけで謝罪になってない」「全然反省してない」と批判されている。これはいったい何事だろうか。

箕輪氏の天才的文章力をもってしても——「これは謝罪文の体を成していない」

 ことの経緯はこうだ。5月16日の「文春オンライン」に、箕輪氏からセクハラ被害を受けたという女性フリーライターの告発がアップされた。記事には、2人の生々しいLINEのやりとりが掲載されており、箕輪氏が「絶対変なことしないから!」と言いつつ、「○ちゃんち行きたい」と口説き倒していたことが詳らかに。さらには、女性が「仕事の発注元である担当編集者に対して断り続けるのも負担」だったことにつけ込み、自宅に上がり込んだ上、「触っていいですか」「キスしませんか?」と無理やり体を触るというセクハラ行為に及んだという。しかも、原稿料の未払いまで明らかになっている。

 この“文春砲”によってハラスメント疑惑が浮上した箕輪氏には、業界内外からの批判が噴出。さらにこの直後、自身の主宰するオンラインサロンのメンバー向けに配信した動画がなぜか流出し、あろうことか、箕輪氏が「何がセクハラだよボケ」 「俺は反省してない」「ふざけんなバーカ」などと暴言を吐いていたこともバレてしまった。女性に詫びるどころか逆ギレするという尋常でない態度が、さらなるバッシングを招いたことは言うまでもない。

 そこで、冒頭の謝罪文が出た。これまでの騒動ガン無視という強硬姿勢から一転、殊勝な態度を見せたことは不可解ではあるが、それはさておくとして、箕輪氏がTwitterで公表した謝罪文の全文は下記の通り。

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箕輪厚介氏Twitterアカウント「箕輪オンライン厚介」より

 箕輪氏は言葉のプロである。天才も自称している。この約230文字あまりの謝罪文も、さぞや名文であろうと思われた。しかし、ゴーストライターとして数々の書籍の執筆経験があるA氏(※)は、この謝罪文を一読した後、怪訝な表情を浮かべてこう語り出した。

「この文章には、“最も重要な部分”が欠けています。これでは、謝罪文としての体を成していないのではないでしょうか」

 一体どういうことか。

「この文章は、冒頭から『一連の問題で不快な思いをさせ申し訳ございません』という記述で始まっています。しかし、目的語がないため、これでは誰に対して申し訳ないのかが不明瞭。謝罪の文章で“最も重要な部分”とは、主語となる人が“誰に対して、何について謝まるのか”を明示することですから、その大切な部分が抜け落ちてしまっては致命的です。
 このような文章では、後付けの言い訳がいくらでもできるよう、“世間を騒がせたこと”についてとりあえず謝っておくことで、“なんらかの謝罪をした”という見出しのニュースを流すことが目的なのではという印象を、読者に与えてしまっても無理はありません」

 さらに、続けてこうも説明する。

「そもそも、今回の件でもっとも不快な思いをしているのは、世間や、箕輪氏を『支えてくださった』周辺の人々ではなく、セクハラや原稿料未払いの被害を受けた女性フリーライターです。現在進行形のトラブルであるゆえに具体的な対応を明かせない部分もあるとはいえ、せめて報じられた内容について、現時点での自分の見解を、言葉を尽くして説明するべきだったのではないでしょうか。誠意を示すことが謝罪文の目的のひとつですが、これでは不十分でしょう。

 そればかりか、箕輪氏は、オンラインサロンのメンバーに向けて『反省していない』と発言したことまで報じられていたわけですから、謝罪文を発表したところでその言葉の真偽にも厳しい目が向けられることは想像できたはず。結果的には、疑念を晴らすような説得力のある文章にはなっていないと言えます」(ゴーストライターA氏)

 天才の文章力をもってしても、その身を助くことはできなかったのだろうか。

 ただし、キラリと光る一文もあったという。

「編集長の退任という『自分なりのけじめ』を示す中で、昵懇にしているホリエモンこと堀江貴文氏の著書で、担当編集を務めた『東京改造計画』について言及しているところは、流石としか言いようがありません。ネットにアップした謝罪文は多くの人の目に触れることになりますから、良くも悪くも書籍の宣伝にはなるでしょう。タダでは転ばないという強い意志を感じさせる箇所で、思わず膝を打ちました」(同)

 一連の騒動は身から出た錆だが、箕輪氏には熱狂的なファンも多くついていると聞く。かの天才編集者の最後の“作品”がこんな低クオリティの謝罪文になってしまうとしたら、あまりに無念でならない。

(※)本稿に登場する「ゴーストライターA氏」は、箕輪氏とは無関係の人物です。

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最終更新:2020/06/11 20:02

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