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セクハラ、パワハラ、枕営業強要…芸能プロが恐れる第2のワタナベエンタ事件

イメージ画像/出典:FineGraphics

 芸能界がパニックに陥っている。「週刊文春」(文藝春秋)のアンジャッシュ・渡部建の“トイレ不倫”が大反響を呼ぶなか、「文春オンライン」では老舗芸能プロダクション、ワタナベエンターテインメントの常務取締役O氏のセクハラ問題が報じられた。

 同サイトによれば、O氏がお気に入りの男性タレントに対して、セクハラを行っていたという。これを受け、ワタナベエンタはO氏の常務取締役から解任し、停職処分とした。

 「O氏は同社の渡辺ミキ社長の威光をバックにやりたい放題でした。マスコミに対しても“上から目線”で、スキャンダルを報じようものなら恫喝を繰り返していました。マスコミ関係者の多くはO氏のことを『とにかく面倒くさい』と思っていたはずです。『文春オンライン』でO氏のスキャンダルが報じられるや、芸能マスコミの間では渡部を超えるお祭り騒ぎでした」(スポーツ紙記者)

 報道後、社内では緊急の会議が開かれ、O氏のこれまでの行いを糾弾する社員もいたという。

「芸能プロは親御さんから大切な子どもを預かる立場にある。それなのに、プロダクションの人間がタレントに手を出し、精神的に追い込んだとなれば、周りに示しがつきません。社内ではO氏の懲戒解雇を求める声が上がっていますが、まだ結論は出ていないようです」(同)

 それはそうと、「文春オンライン」の記事を見た他の芸能プロダクションはある一文に戦々恐々となっているという。文末にはこうあった。

「「文春オンライン」では、芸能プロダクションの問題についてなど、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または『文春くん公式』ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい」

 これは第2のO氏を探す動きだ。これをやられると、シャレにならない芸能プロダクションは数多い。テレビ関係者が明かす。

「社員やタレントに対する暴行、セクハラ、パワハラは日常茶飯事。社長が愛人を取締役に入れただの、タレントに枕営業を強要しただのなんて話はよく聞きます。株のインサイダー取引を行っている人もいる。O氏の記事を見て、感化された社員が文春に次々リークしたら、芸能界全体がとんでもないことになりますよ」

 芸能界の闇が暴かれるのだろうか。

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最終更新:2020/06/17 17:30
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