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韓国版『M』? 少女時代が暴露本を出版! 奴隷契約、整形、拒食症…etc.K-POPの闇を描き切るか

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少女時代(Getty Imagesより)

 K-POPのトップスターBTS(防弾少年団)が、米国の主要シングルチャート「ビルボードホット100」で首位を獲得。アジア出身の歌手としては57年ぶりの快挙とあり、韓国だけでなく世界中が沸き立っている。

 BTSの成功は、国を挙げてK-POPを盛り上げてきた韓国にとって多大なる成果になるだろうが、一方で韓国芸能界は事務所との契約問題や、ネット炎上などのトラブルも絶えない。そんな中、2009年頃から始まった日本でのK-POPブームの立役者でもある少女時代の元メンバーが、自伝小説を発表するとして話題になっている。

 渦中の人物は少女時代の元メンバー・ジェシカだ。彼女は2007年に少女時代としてデビューし、日本でも爆発的な人気を誇ったが2014年にはグループを脱退。現在はソロ活動を行なっていたが、今月29日に『シャイン』というタイトルの自伝小説を出版するという。

 その内容は、K-POPスターを夢見る主人公が大手芸能事務所の練習生に所属し、そこで起こる女性同士の友情ややっかみ、嫉妬までもを描くという。韓国の一部報道では「暴露本になるのではないか」とも報じられているが……。

「過酷な練習生生活やK-POPスターの葛藤を、ジェシカが体験したことをベースにあくまで“フィクション”として描くとされています。なので、過激な暴露にはならないと思いますが、それでもジェシカおよび少女時代が所属するSMエンターテインメントはかなり問題の多い事務所としても知られていますから、その闇にどこまで迫れるのか注目です」(韓流メディア編集者)

 SMエンターテインメントといえば、かつては東方神起の元メンバーと契約をめぐって泥沼の裁判劇を展開したことがある。元メンバーたちは、10年以上タレントを縛り付ける契約を結ばされ、ヒット曲を出してからも安月給の休み無しで心身共に疲弊したと訴え、当時は「奴隷契約」とも言われていた。

「少女時代も東方神起同様、10年契約を事務所と結んでいたと思います。しかし事務所は、練習生時代に何千万と初期投資しているので10年契約でないと儲けが出ないという主張をしていましたね。東方神起や少女時代はまさにK-POPの土台を作った面々で、今ほど事務所も儲かっておらず、タレントも割りに合わない仕事をさせられていたんでしょう。最近は事務所とタレントの契約絡みの裁判も減ったので、韓国芸能界自体が潤ってきているのだと思います」(前出・韓流メディア編集者)

 しかし、韓国芸能界の問題は契約問題だけでない。特に女性アイドルたちは、過酷なダイエットを課されているのだという。

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