和田アキ子『わだ家』閉店に“ファミリー”も安堵

銀座に西麻布、一等地の店舗が次々と……

　実際、“芸能界の恐怖のイベント”と呼ばれるようなった和田の誕生会。昨年には、テレビ朝日系のAbemaTVが初潜入し、生中継された。

「ヒロミが仕掛け人になり、“ドッキリ”で誕生会を生中継したんです」（前出のバラエティ関係者）

　番組には、勝俣、松村邦洋、カニング竹山、あびる優、IMARU、小島瑠璃子、サバンナ、島崎和歌子、陣内智則、武田修宏、ますだおかだの岡田圭右、丸山桂里奈、安田美沙子の和田ファミリーらの面々が“出演”。今年は和田が古希を迎えるため、例年以上に派手な誕生会が開催されると注目されていたが、新型コロナによる感染拡大を考慮して延期していた。

「コロナ禍で『わだ家』は、ランチ営業をしていた一軒以外、全店を休業。その後、東京アラートが解除されましたが、西麻布本店の売上が激減。さすがの和田もコロナには勝てず、10月での閉店が決定したんです」（フードライター）

『わだ家』では、すでに銀座6丁目店が昨年閉店している。

「銀座6丁目店が入るビルには、有名な高級クラブ『ピロポ』や文壇バー『ザボン』などが入居していますが、ビルを改修することになり、いずれ立ち退かなければならなくなって昨年12月に閉店していたんです。ここも以前、和田の誕生日会に使われたことがあったのですが……」（前同）

　コロナの影響で、愛されてきたわだ家が閉店するのは寂しいが、“恐怖の誕生会”が暗礁に乗り上げた和田ファミリーにとっては、複雑な思いだろう。なかでも、和田のターゲットになってきた勝俣や出川の心境やいかにーー。

本多圭（ジャーナリスト）

芸能取材歴40年以上、タブー知らずのベテランジャーナリスト。主な著書に『 スキャンダルにまみれた芸能界のトンデモない奴ら』など。

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