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岡田結実、オスカー退社後初のドラマ出演…女優としての“真価”問われるWOWOWで存在感しめせるのか?

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岡田結実。

 3月いっぱいで大手芸能事務所オスカープロモーションを退社し、新事務所Viivoに所属する岡田結実が独立後、初となる女優業への挑戦が決まった。

 岡田は11月22日に放送開始するWOWOWの『連続ドラマW 夜がどれほど暗くても』にヒロイン格で出演する。同作は中山七里氏が、今年3月に出版したばかりの同名小説が原作。

 上川隆也が演じる主人公・志賀倫成は、スクープを追う有名週刊誌の副編集長。ところが、一人息子がストーカー殺人事件を起こし、被害者と共に自ら命を絶ってしまう。スクープを追う側だった志賀は、一転追われる立場となるが、ある出来事をきっかけに事件の真相に迫っていくことになる。岡田は事件で両親を奪われた被害者遺族の女子高生・星野奈々美役で、志賀に恨みを募らせるようになるが、彼女の存在が志賀の運命を変えることになるという役柄だ。

 もともとモデル、バラエティタレントとして活動していた岡田は2016年にオスカーに移籍し、それを契機に女優業に進出。17年2月公開の映画『傷だらけの悪魔』で女優デビューを果たし、18年3月23と30日にオンエアされた特番ドラマ『静おばあちゃんにおまかせ』(テレビ朝日系)でドラマ初出演にして主演。同7月期の連ドラ『ヒモメン』(同)には女優2番手で出演。19年1月期『私のおじさん~WATAOJI~』(同)で連ドラ初主演を果たし、今年1月期『女子高生の無駄づかい』(同)でも主演を務めた。

 オスカー退社後に出演した番組で、岡田は「方向性の違い」をその理由に挙げ、女優もバラエティも、両方こなしていきたい意向を明かしていた。

「オスカー時代に出演したドラマは、4作中3作が“主演”で、実績のなさを考えると破格の扱いでした。それは同事務所と懇ろの関係であるテレ朝だからこそ可能だった。独立した以上、これからは本人の実力で勝負していくしかない。これまで出たドラマはみんなコメディタッチで、演技力がなくても、それほど目立つことはなかった。しかし、今度の作品はシリアスなドラマなので、当然役者としての真価が問われます。この役をうまくこなせるかどうか、視聴者のみならず、テレビ各局も注目しているはずです」(芸能プロ関係者)

 岡田自身も公式コメントで「今までの私の少ない役者経験の中では、明るい役や楽しい役を演じることが多かったので、その中で星野奈々美を演じるということは、私にとってはある意味チャレンジです。お話をいただいたときは、興奮と同時に不安がありました。いまだに私でいいのかな、なんて思ったりする日もあります」と包み隠さず語っているが、まさにその通り。

 その挑戦の場が地上波ではなく、BSの中でも個別に契約して視聴料金を払わなければ見られないWOWOWというのは、ある意味ラッキーというべきか。逆にいえば、WOWOW視聴者にはコアなドラマファンも多いため、岡田はフンドシを締め直して撮影に臨まなければならないだろう。

最終更新:2020/09/30 17:00
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