さんま、『ホンマでっか!?TV』700万円の借金を抱える空気階段もぐらに説教「変な死に方する」

　11月11日に放送された『ホンマでっか!?TV』（フジテレビ系）には空気階段の鈴木もぐらがゲスト出演。お笑い第七世代の一組として注目を集めている空気階段だが、行き過ぎた金銭面のだらしなさにMCの明石家さんまから叱責されることになった。

　世帯持ちでありながら、独身時代につくった借金が現在も700万円残っているというもぐら。その借金はすべてギャンブルと風俗でつくったものであり、「男の中の男」とさんまからは評される。しかし、芸人が借金をつくるのは当たり前であった昭和時代は「借金は貯金」と捉え、仕事をもらうためにわざと借金をしていた芸人が多かったとさんまは回顧する。

　一見もぐらの借金癖を理解しているように見えたが、ブラックマヨネーズの小杉竜一から「その芸人さんたちはみんな活躍しているんですか？」と聞かれると「若くして、変な死に方をしている。でも生き様はおもしろいからみんなから語り継がれている」とバッサリ。さらに「借金しているやつにろくな奴はいない」と言い切り、「（借金の）利息も見ないことにしている」というもぐらに「あかんわ！とんでもない金額になっているぞ！」と真顔で一喝した。

　さんまに説教をされてももぐらはさほど気にした様子はなく、「100円から株式投資はできるから、まずは100円入れて120円に増やそう」と助言する経済評論家の門倉貴史氏に対して「そんなのやってらんないっすよ！」と困り顔で返していた。

　大御所司会者からの説教もどこ吹く風のもぐらに、ネット上では「うっかりホンマでっか見逃す所だったけど、丁度もぐらさんのゲスいとこ見れた」「生き様が芸人らしいTHE芸人。肉親にいたら困るけど、人としては人間味があってスゲー好」「典型的なお金があれば使う、なければ借りて使うタイプだ。だから気合を入れて働けばいいんだ。そのうち借金はなくなる」とあきれながらも、芸人として評価する声が上がっていた。

「鈴木もぐらは借金のせいでクレジットカードがつくれないとも告白していました。かわいい子どもは順調に成長し、自身の露出も増えてきているので、ここで頑張って借金の完済を目指しているのではないでしょうか」（芸能ライター）

　今時の芸人には珍しい、ザ・昭和の芸人タイプのもぐらだが、それが今の時代には新鮮でかえって受けているのかもしれない。ノリにノッている今、頑張って借金を完済してほしいものだ。

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