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箱根駅伝2021への懸念「選手は走るけど、沿道に来ないで」に従えない人々をどうするか

文=日刊サイゾー

箱根駅伝2021への懸念「選手は走るけど、沿道に来ないで」に従えない人々をどうするかの画像1
東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトより

 目の前にごちそうを出されても、手を出してはダメ──そんなことができるだろうか。

 年初めの一大イベント・箱根駅伝の開催が決まった。予断は許さない状況だが、大会を主催する関東学生陸上競技連盟は、11月初めに第97回大会開催を正式に発表。公式サイトでは「あと○○日」と、カウントダウンが行われている。

「各競技が大会開催を見送る中、開催の是非が問われたのは大学駅伝も例外ではありません。三大駅伝の1つで、駅伝シーズン到来を告げる10月の全日本大学選抜駅伝、通称“出雲駅伝”は中止に追い込まれました。最も注目度が高い箱根駅伝についても、大会開催の可否が議論になりましたが、10月の予選会は自衛隊基地で無観客で開催し、無事に終了。来年1月2日・3日の本大会も開催予定です」(フリーのスポーツライター)

 駅伝がほかの人気スポーツと大きく違うのは、競技が公道で行われること。ソーシャルディスタンスが確保しやすい状況ではあるが、“統制が取れない”という重大な問題がある。主催者は地域住民に対し、沿道で応援しないように呼びかけているが、そんなことが可能なのか?

「11月1日に開催された全日本大学駅伝(熱田神宮~伊勢神宮)でも、沿道での応援を見送るよう要請が出ましたが、天候に恵まれたこともあり、かなりの人が集まってしまった。箱根駅伝は注目度が遥かに高く、沿道付近に住む住民の数もファンの数もケタ違いです。それに、箱根駅伝はオフィス街がコースに含まれており、三が日とはいえ通勤の人もいるはず。“たまたまそこを通った人”なのか“箱根駅伝を見に来た人”なのかは判別できません」(週刊誌のスポーツ担当記者)

 結局は「強制ではなくお願い」レベルの話。民度が問われることになるが、ライバルテレビ局に出入りする情報番組制作スタッフは、こんな“箱根潰し案”を聞いたという。

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