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ジャニーズJr.原奮闘も…伊藤健太郎降板のおかげで“空席祭”になってしまった明治座公演

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伊藤健太郎

 ジャニーズJr.の原嘉孝らが5日、東京・中央区の明治座で行われた舞台『両国花錦闘士』の公開ゲネプロ&取材会に出席したことを、各スポーツ紙が報じた。

 同日に初日を迎えた同舞台は、もともと10月に道路交通法違反(ひき逃げ)などの容疑で警視庁に逮捕され、釈放された俳優の伊藤健太郎が主演予定。岡野玲子さんの同名マンガが原作で、原は当初、主人公の兄役だったが、急きょ代役として美形で痩せ形のナルシシスト力士役で主演を務めることになった。

「明治座としては、公演中止だけは避けたかったが、代役探しが難航。結局、ほかの役をやる予定だった原を“繰り上げ”にするしかなかった。明治座からすれば原は“救世主”のような存在となった」(演劇担当記者)

 原は取材会に浴衣姿で再登場。代役の話を受けた時は、その場で快諾したそうで、「座長になったからといって、何もできないのですが、(舞台に対する)姿勢だけはブレずにやっていこうと思いました」と語った。

 また、「セリフは最初から覚え直した」と明かし、役作りも共演者たちから毎日電話をもらい支えられたというが、公演としては伊藤の降板がかなりのダメージになってしまったというのだ。

「当初はそれなりにチケットは売れていた。しかし、伊藤の降板で払い戻しの受け付けを開始したところ、大量のチケットが払い戻しになってしまい、8日以降の公演は5500円のA席は完売の日もあるが、1万2000円のS席は千秋楽まで全日程で売れ残ってしまっている状態。原はジャニーズとはいっても、CDデビューしているわけではないので、こうなってしまうことは関係者の間でもある程度予測できていたようだが、関係者にとっては厳しい現実を突きつけられることになった」(芸能記者)

 公演中止となって、損害賠償を請求されなかった伊藤だけが特をしたようだ。

最終更新:2020/12/08 19:00
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