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中国版TikTokがカオス化! 動物解剖動画に公開自殺まで… 金目当てで過激化の一途

文=中山介石(なかやま・かいすけ)

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医大に忍びこみ、動物解剖や臓器の標本を撮影して投稿する迷惑ティックトッカー(中国のSNS「微博(ウェイボー)」より)

 日本でも若者を中心に人気のある動画投稿アプリTikTokの本家中国版「抖音(ドウイン)」で、とんでもない動画が投稿され話題になっている。

「東網」(11月26日付)などによると、澤一鋒というアカウント名の100万以上のフォロワーを抱えるネットインフルエンサーが、大連医科大学の実験室で動物解剖の動画を投稿した。画像にはぼかしが入っているが、「うさぎの解剖」や「器官の標本」とテロップがついている。それを見たユーザーが、同大学はコロナ禍で閉鎖されていると指摘。澤一鋒が大学に忍び込んだことが発覚したのだった。これ受け、大学が動画の削除を要求すると、澤一鋒は謝罪をした。

 抖音では、ほかにもお騒がせティックトッカーによる投稿が少なくない。「中時新聞網」(5月11日付)などによると、杭州に住む女性が配信中に公開自殺を行った。女性は「再見世界(世界よさようなら)」とテロップをつけて睡眠薬を飲み自殺を図ると、「睡眠薬の味はとてもいい。苦くもないし、痛くもない」と書き込んだ。

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配信中に自殺を図ったティックトッカー(「微博」より)

 それを視聴したユーザーが通報すると、すぐに警察が駆けつけたが、ドアを叩いても反応がない。鍵を破壊して中に入ると、女性はベッドの上で横たわっていた。30粒以上の睡眠薬を飲んでいたというが、すぐに病院に搬送され、幸いにも一命を取り留めた。

 自分を傷つけるだけならまだしも、昨年は、犬を虐待する動画を投稿したティックットッカーもいた。「香港01」(2019年3月7日付)によると、男がトイレで犬を抑えつけ、頭をパンチし続ける動画を投稿。犬の口と鼻からは、大量の血が流れていた。

 まさに無法地帯ともいえる本家TikTokについて、中国SNS事情に詳しい吉井透氏はこう話す。

「中国のインフルエンサー業界では、TikTokでフォロワーを集め、そこから別のアフィリエイト制動画サイトなどに誘導してマネタイズするというのが定石です。ただ、TikTokのアクティブユーザー数は日本版ではわずか1000万人ですが、中国では6億人以上。よっぽど目立つことをやらなければ埋もれてしまう。そうした背景の中、過激な動画投稿が相次いでいる」

 未成年の利用も多いTikTokだけに、こうした風潮が国内版にも流入しないことを願うばかりだ。

中山介石(なかやま・かいすけ)

中山介石(なかやま・かいすけ)

1970年、神奈川県横浜市生まれ。日本の食材をハンドキャリーで中国に運ぶ傍ら、副業として翻訳・ライター業に従事している。

最終更新:2020/12/20 08:00

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