坂上忍が爆問・大田の裁判結果に激おこ！ 弁護士の正論に食ってっかかる場面も…

　21日放送のフジテレビ『バイキングMORE』で爆笑問題の太田光が日本大芸術学部に裏口入学したとする記事について、発行元の新潮社に約3300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求め提訴した裁判について特集。MCの坂上忍が激怒する場面が見られた。

　同日、東京地裁が出した判決は同社に440万円の支払いとインターネット上の記事の削除を命じるもので、太田側の謝罪広告の掲載は認められなかった。

　坂上は謝罪広告の掲載が認められなかったことに納得がいかなかったようで「太田さんの主張が認められたのに謝罪広告はいらないっていうの？誤報だったんじゃないの」と弁護士の清原博に質問。清原弁護士は表現の自由があるので裁判所は謝罪広告をなかなか認めようとはしないと説明し、「金銭賠償で償えないくらいの大きな被害があれば謝罪広告を命じるわけですね。今回の場合は金銭の賠償をすれば太田さんの損害は償われたと裁判所は認定して、それに加えて謝罪広告はまでは必要ないという判決だと思います」と解説した。

　これを聞いた坂上は「もう私、始まって物の数分しかたっていませんがすでにイライラし始めました」と解説を聞いてもなお納得できない様子を見せた。

　坂上はさらに「(名誉を)毀損する記事だった訳だから謝罪っていうのはありきだと当然僕は思うんですが」と力強く主張。しかし「僕が今ここで燃え上がってもしょうがないので経緯をね……」と自分を落ち着かせ話題を移した。

　裁判所側が「原告(太田側)は各種メディアを通じて自ら名誉回復を図ることが可能」「記事によって具体的かつ重大な支障が生じたとは認めるに足りない」として同社に精神的損害額400万円+弁護士費用40万円計440万円の支払いを同社に命じたことについて紹介されると坂上は「冗談じゃないよこんなの！」「こんなこと言うの？無責任なこと」と怒りをあらわにした。

　これに清原弁護士が「芸能人の方は自らメディアに出て“こううでした”ってことを世間に言えるんです。ですから社会的評価が下がったとしても、ご自分の力で下がった名誉を回復する力があるんですよ、だから裁判所は」と解説し始めると坂上は「よくそんなにテレビ出てそんな無茶苦茶なこと言えるね！」と清原弁護士の言葉を遮り怒りを爆発させた。
清原弁護士は「皆さんはメディア出て自分の名誉を回復できるんだから、まず自分んでできるならやってくださいよと」と納得できない様子で聞いていた芸能人であるレギュラー出演者に語りかけた。

　坂上はまだまだ怒りが収まらず「ねえ？これの損害ってどういうものか解ってる？」と清原弁護士を問いただし清原弁護士が「だから慰謝料ですよ、主には」と回答すると坂上は「うわー清原さんとは一生友達になれそうにないわ」と冷たい目を向けた。

　タレントの野々村真は「いくらでも話をでっち上げることができるってこと、今話を聞いてるとそんな感じなんですけど」と極論の質問を清原弁護士にぶつけると清原弁護士は「話をでっち上げるはかなり悪意があると言うことで、裁判所の心象かなり悪いと思うんですよ」と解説し「今回の記事は…」と続けようとしたのだが、また坂上に「かなり悪いとかじゃなくて、でっち上げる事が可能なっちゃうじゃん！」と遮られた。

　清原弁護士は「だけど」と続けようとしたが坂上は止まらず「でっち上げることが可能なんだけど“あなたたちは自分で名誉回復することがテレビ出てできるでしょ！”って。でもでっち上げの記事がなんかわかんないけど信ぴょう性を生んじゃって、テレビ局の方が“あいつ今やばいんじゃね”って出演に手を引いてったら名誉回復する場所だって得られないんでしょ！」と声を荒らげて主張した。

　太田は記者会見で判決に満足か質問され「ある程度は納得しています」と答えているが、坂上の方は全く納得できていないようだった。