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フジテレビが社運を賭けるコンフィデンスマン映画でトラブルも?

文=小林真一(こばやし・しんいち)

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長澤まさみがいればいける!(写真/GettyImagesより)

 一向に視聴率も上がらず、コロナ禍の中で広告売上も激減しているフジテレビが今年社運をかけて取り組んでいるのが、映画『コンフィデンスマンJP』の続編公開だ。

「3作目となる劇場版は、前作が興行収益で30億円を超えたことを受けて、全社協力体制で50億円を目指すと鼻息が荒いようです。フジでは今年の4月から各番組とも制作費は半分近くに減らされる予定で、番組制作のパワーは大幅に下がります。どの番組も、視聴率の向上が見込めない状態の中で、唯一金になるコンテンツとして期待されています」(民放関係者談)

 しかし、そんな期待の一方で、社内では公開を危険視する声も聞こえてきているという。

「コンフィデンスマンの制作チームは、社長を始めとして上層部から期待されていることがわかっているのでイケイケ状態です。いまだにコロナが収まっていない状況の中で、過去の作品同様に今回も海外ロケを予定しているという。報道チームなどからは、『もしも関係者からコロナが出たらどうするんだ』と反対する声が大きい」(フジテレビ関係者談)

 しかも、予定されているロケ地が問題視されているという。

「撮影はリゾート地としても有名なマルタ島を予定しているようです。その理由が72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明証があれば、誰でも入国できるというもので、入国後に2週間の待機も行わなくていいところです。逆にいえば、世界各国から人が集まっている土地で、パンデミックが起きる可能性が高いんですよ。そんなところで撮影すること事態、このご時世に不評を買うという意見が社内から出ているようです」(民放関係者談)

 ただ、そんな声も制作スタッフにはお構いなしの状況だという。

「苦況の中でのヒット作だけあって、自分たちが会社を支えていると制作スタッフは一致団結している。出演者の死もあって、今回の作品は二人のためにも最高の作品にすると士気が上がっているんです。フジテレビの映画スタッフは職人気質の人間が多く、今作も海外ロケでないと、良い作品は絶対に作れないといって絶対に譲らないようです。上層部としても、目玉作品だけに、映画の事業だけはスタッフの意見を最優先にする方向で、海外ロケを了承するつもりのようです」(民放関係者談)

 しかし、現実的には海外ロケを行ったとしても、今のフジテレビを支えるほどの興行収益は難しいという声が多い。

「ワクチンが受けられるようになっても、すぐにコロナが収束するとは言えない中で映画産業は厳しい状況が続く。『コンフィデンスマンJP』の劇場版に関しては、豪華キャストで派手な演出が売りなだけで、記録的な大ヒットをするような特別なストーリー性や仕掛けがあるわけではない。どう転ぶかはわからないですが正直、前作の興行収益を超えることは難しいと言えます」(民放関係者談)

 社運をかけて制作する作品が、フジテレビを更に大きく傾ける爆弾にならないといいが。

小林真一(こばやし・しんいち)

小林真一(こばやし・しんいち)

出版社、IT企業、テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

最終更新:2021/01/23 18:00

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