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菅義偉、長男による官僚違法接待の背景に“天領”総務省利権の旨味

元自民党議員の夜の店はしご問題、影響が選挙であらわに

 さて、自民党の松本純議員が夜中まで銀座のクラブをはしごしていたことが、新潮の報道で明らかになり、菅首相が国会で陳謝する羽目になった。

 だが松本は、子分の議員、大塚高志と田野瀬太道も一緒だったことを隠していた。新潮は2人の姿も隠し取りしていたのにである。

 かくして3人は会見を開いて平謝りし、自民党離党に追い込まれたのである。

 この影響は、1月31日に行われた北九州市議選にすぐ出た。自民党現職6名が落選するという大敗を喫したのだ。支持率が落ち続け、底が見えない菅にとって、この「銀座三兄弟」は殺したいほど憎いだろうな。

 現代が、ノルウエーでワクチン接種を受けた約7万人のうち、副反応を訴えたのが104人、その中で33名が死亡したと報じている。ファイザー社とドイツのビオンテック社のものだという。

 現地報道によると「死亡者全員が75歳以上」だそうだ。ヨーロッパなどでは、65歳以上に対する有効性のデータが少ないため、高齢者への接種を控える動きが出てきている。

 日本では医療従事者の次に高齢者にワクチンを接種するらしいが、拙速にではなく、もう一度データを見直し、順番を考え直した方がいいと思うのだが。

 ところで、ここから文春砲三連発である。

 今週の第3位。皇宮警察というのは天皇皇后をはじめとする皇室の警護を担い、和歌や茶道などの教養と、高い倫理観を要求されるそうだ。

 だが、文春によれば、そこの幹部で京都護衛署長を務める柴山成一郎(59)に“重婚トラブル”があるというのである。柴山と3年ほど前まで一緒に暮らし、柴山が京都へ移ってからも内縁関係が続いていたA 子という50代の女性がいる。

 彼女のところにある日突然、「柴山の妻ですが」という電話がかかって来て、「慰謝料を請求します」と告げられたというのだ。驚くのも無理はない。彼女と柴山の交際が始まったのは14年。当時柴山は結婚していたが15年に離婚し、16年には柴山の母親と娘と4人で暮らし始めたという。A子も離婚経験があったので籍は入れなかった。

 20年3月に柴山が京都へ栄転になり別々に暮らしていたが、毎月東京に帰ってくるたび“自宅”に泊まったという。だが、昨年末に「おせちが食べたい」という柴山のために宅急便で送ったことで“妻”が気付き、電話をかけてきたそうだ。

 柴山は“妻”と一緒に、文春の取材に答えている。

「ある一定の時期まで、一緒に暮らしていたことがあります。ただ、生活自体もあまり合わないということで、数年前に別れた」

 A子とデートしている時、赤坂御用地に招き入れたこともあるというのだが、それはともかく、A子に隠れて結婚し、東京へ来るたび“自宅”に泊まっていたというのでは、皇宮警察という“品格”を求められる仕事には不適格なこと、いうまでもない。

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