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小川彩佳を「かわいそう」と語る古舘伊知郎の“提言”は裸の王様か?

小川彩佳を「かわいそう」と語る古舘伊知郎の提言は裸の王様か?の画像1
YouTubeチャンネル「古舘Ch」より

 昨今は数多くの芸能人が自身のチャンネルを開設してYouTubeに参戦している。

 ここに来てネット世代とは言えない「とんねるず」の石橋貴明や江頭2:50などのベテラン勢の中にも活躍を見せるタレントが出て来ているが、その一方で予想とは裏腹に大苦戦を強いられているのがフリーアナウンサーの古舘伊知郎だ。

 古舘はプロレスやF1中継などにおける華麗な実況は広く知られており、その話術は現役屈指の人気アナであるTBSの安住紳一郎アナも尊敬の念を抱くほどで、トークイベントのチケットはプレミア化するほどの人気を誇る。

 番組の顔として『報道ステーション』(テレビ朝日系)のメインキャスターを約12年務めて知名度も抜群、19年の春からは母校の立教大学の客員教授に就任するなど存在感を増しているが……。

 YouTubeの公式チャンネル『古舘Ch』のチャンネル登録者数は3.31万人(2月13日現在)。投稿されている動画の多くは視聴回数1万回以下となっている。

 YouTube事情に詳しいITライターは首を傾げる。

「ユーチューバーとして活躍している『オリエンタルラジオ』の中田敦彦さんやプロレス実況アナ時代に親交のあった長州力さんや前田日明さん、藤波辰爾さんら大物プロレスラーとコラボするなど苦心のあとは見られます。ただ、動画を見ていると撮影場所だったり、セットの作りだったりがいかにも金がかかっており、悪い意味でテレビ的で、手作り感がウケやすいYouTubeの動画としてはどうなんでしょう」

 古舘といえば、今月8日に『古舘Ch』で公開した動画で、かつて『報ステ』で共演し、最近夫の不倫が「週刊文春」(文藝春秋)に報じられた小川彩佳アナに言及し、「小川かわいそうだね」と気遣う一方で、「ただねえ、小川はねえ、悪く言うと自我が強すぎるの、あの人は。向こうっ気が強いの」などと発言してネット上で批判を浴びたばかりだが、やはり世間とのズレが問題なのか?

 そうした中、芸能事務所マネジャーはこう語る。

「結局のところ本人というよりも周囲に恵まれていない印象もありますね。YouTube動画しかり、『報ステ』降板後に満を持してスタートするも短命に終わった『トーキングフルーツ』や『フルタチさん』にも共通しているのですが、古舘さんが偉くなり過ぎた結果、周囲のスタッフも腫れ物に触るように気を使い過ぎて、本音をぶつけられない部分もあるのではないでしょうか。とくに古舘さんの場合、所属事務所が自身が出演する番組制作にも携わるケースが多いので、そうした傾向が高まる可能性が高い。少し前から、一時期事務所を離れた元スタッフを雇ったりもしているようですが、ほとんど成果は見られていないですよね」

 果たして古舘の逆襲はあるのか!?

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2021/02/18 13:33
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