日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 渡辺直美、コロナ禍アメリカ移住の危険な賭け

渡辺直美、コロナ禍アメリカ移住の危険な賭け

渡辺直美、コロナ禍アメリカ移住の危険な賭けの画像1
渡辺直美 公式インスタグラムより

 お笑い芸人・渡辺直美が4月より活動拠点をアメリカに移すことを1日、自身のSNSで報告した。現地のエージェント会社とも契約、日本でのレギュラー番組は3月末で卒業する。

 これまでもアメリカで活動をしていた渡辺は「今の時期、頻繁に行き来出来するのは危ない」と説明。エージェント契約をきっかけに移住を決断したという。一方で、日本での仕事にも対応する予定で「幅広くできたら良いなと思っております」としている。渡米期間は定めない考えのようだ。

 7年前にアメリカ留学したことで日米における活動を開始、2年前にはニューヨークに自宅を購入していた。

 お笑い関係者は「先日もテレビ番組で『基盤作りを35歳までに、40歳までには主演のコメディーの映画をやりたい』と夢を語っていた。日本では芸人だけではなく女優、デザイナー、インフルエンサーなど各方面で活躍していたので、幅を広げられる間にやっておきたいという考えなのでしょう。ただ、日本でのようにマルチで活躍できるかは未知数。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて世界のエンタテイメント業界も大きな打撃を受けている中、無論アメリカも例外ではありません。今後、業界自体が縮小する可能性も十分考えられる中で、勝負に出たのは大きい」と話す。

 当然、多彩な渡辺の中では勝算があってのことだろうが「吉と出るか凶と出るかは微妙なところ」とも。

「アメリカのエンタテイメント業界で成功するには語学力、演技、コメディアンとしてわかりやすいパフォーマンスなどが求められます。また、残念ながらホワイトウォッシュ問題などで、アジア人として厳しい目を向けられるなど、日本では考えられない環境でやらなければならない。懸念するのはどっちつかずにならないかということ。以前、ピースの綾部が同様の理由でアメリカに行きましたが、やっぱり仕事が決まらないという話。それだけアメリカ市場は競争が激しいのです」

 結果的に海外にいる日本人として、日本企業が仕事を与えるだけというケースも少なくない。また、そうして日本に帰ってきた芸能人を、“芸歴のロンダリング”と呼ぶことも少なくないが……それでも決断したのだから、成功して我々を楽しませて欲しいものだ。

日刊サイゾー

芸能・政治・社会・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト。

Twitter:@cyzo

サイト:日刊サイゾー

にっかんさいぞー

最終更新:2021/03/05 16:16
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

『24時間テレビ』強行放送の日テレに反省の色ナシ

「愛は地球を救う」のキャッチフレーズで197...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真