宮下かな子と観るキネマのスタアたち第7話
女性の強さで最大限に最大限の“生”の肯定を描く… 相米慎二監督の異色作『あ、春』
2021/03/08 19:00
映画 俳優 ドラマ 佐藤浩市 キネマ旬報
ラストシーンは2パターンあった…!?
ちなみにラストシーンの演出は、2パターンあったとのこと。女性スタッフの多数決でどちらにするか決めたらしく、相米監督もやはり、女性の視点を大事に撮影されていただろうなと思いました。
まだまだ語りたいくらい見どころ満載なのですが、今回は女優陣に注目して紹介させて頂きました。
私も、こんな逞しくて強い女になりたい……!! 瑞穂のように、経験を重ねていくと私も強くなっていくのかな~。強い女性には、やはり憧れを抱いています。そういえば私、学生時代から母に「あんたは心臓に毛生えてるから大丈夫だ」とずっと言われているのですが、もしかしたら私も持ち合わせているものなのかも……? 冒頭にお話ししたタフさ、は、この女たちに近づく一歩かもしれませんね!(笑)
たとえ血が繋がっていなくても、大切な人と過ごす時間の大切さ、その繋がりを経て成長する人間の尊さを、相米慎二監督がぬくもりある眼差しで、滑稽に、そして美しく描いています。春のあたたかさが感じられる、今の季節観て頂きたい、私の大切な一本です。
最終更新:2023/02/22 11:40
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