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大坂なおみ、全仏OP会見拒否、そして棄権へ 背景にあるマスコミの問題点

文=日刊サイゾー

大坂なおみ、全仏OP会見拒否、そして棄権へ 背景にあるマスコミの問題点の画像1
写真/Getty Imagesより

 トップアスリートによるまかさの会見拒否が大騒動を巻き起こしている。

 女子プロテニスプレーヤーの大坂なおみが、世界四大大会の1つ、全仏オープンテニスのシングル1回戦終了後の会見出席を拒否、主催者側は日本円換算で約165万円の罰金を科した。

 そもそもの発端は大会前のこと。大坂がアスリートの健康状態が無視されていると訴え、「自分を疑うような人前には出たくない」と訴えた。初戦後すぐに行われた勝利者インタビューは応じたが、会見は予定通り欠席した。かねてより報道陣からの「アスリートの心の健康に考慮がない」「何度も繰り返された質問を受けた」と主張していたというが、さらに処分発表後には自身のSNSで「怒りは理解の欠如。変化は人々を不快にさせる」「さよなら、せいせいする」などと非難の投稿を行った。

 そして31日、自身のツイッターを更新、「2018年の全米オープン以来、長い間、気分が落ち込むことがあって対処するのに本当に苦労した」「少しの間コートから離れるつもりだが、今後ツアーと協力して選手や記者、ファンのために物事をより良くする方法について話し合いたいと思っている」などとし、大会を棄権すると表明している。

 長年、トップアスリートを見守り続いているベテランスポーツジャーナリストは「今回は錦織圭選手などから『会見に出るべき』と厳しい声が飛ぶ一方で、大坂選手の意見に賛同する選手もおり賛否が分かれている。マスコミに問題もあって、日本国内でも同じような光景が見受けられる」と明かした。

 さらに前出のジャーナリストは取材する報道陣のレベルの低下も顕著に表れていると続けっる。

「同じことを何度も繰り返して聞くマスコミが後を絶たないのは国内スポーツでも同じです。理由はテレビが自局カメラ、自局のリポーターに対する受け答えを何とか収録したいから。会見場の流れ、空気は一切無視してしまう媒体が増えました。試合に敗れた後、原因を聞くのはいいとしても、過程を経て質問をするのではなく、すぐさまQ&A方式で聞こうとする者も多いですね。俗にいう『ハメ質問』『ハメ取材』が横行しています。大人の対応をするアスリートですら『あの記者、いつもハメてきますよね』と陰口を叩いています」

 今回は国際大会でトップ選手の大坂なおみだから大騒ぎになっただけで、小さな同類のトラブルはすでにあちこちで散見されている。

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最終更新:2021/06/03 09:00

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