日向坂46齊藤京子、ニューヨーク…テレ朝バラエティ人気投票で大人気、「次なるスター」に指名か？

　テレビ朝日で放送中の深夜枠「バラバラ大作戦」の全14番組を対象とした視聴者人気投票企画、第2回「バラバラ大選挙」の結果が7月21日に発表され、日向坂46の齊藤京子とヒコロヒーがMCを務める『キョコロヒー』が視聴者投票の第1位を獲得した。

「『キョコロヒー』の1位は、齊藤京子がMCをしているということで、日向坂46のファンがしっかり投票した結果でしょうね。ただ、そういった“組織票”があっただけでなく、番組としてもおもしろいことは言うまでもない。特に齊藤京子の低音ボイスと突拍子もない発言のギャップは秀逸で、MC2人のリラックスした雰囲気も素晴らしい。内容が伴っているからこその第1位でしょう」（テレビ局関係者）

　一方、テレビ朝日スタッフが選ぶ第1位は、お笑いコンビ・ニューヨークの冠番組『NEWニューヨーク』となった。

「『NEWニューヨーク』は、ニューヨークの2人が、毎回異なる企画に挑戦するという意欲的な番組。その実験性がテレ朝内で高く評価されているわけです。それと同時にニューヨークの2人に対する期待も大きいのでしょう」（同）

　千鳥やかまいたちに続き、大ブレイク間近だとされているニューヨークにとって、テレ朝内で高評価を得たことは、かなり大きい。

「全国区で売れるには、テレビ朝日のバラエティー番組でハネることが重要だというのは、誰もが感じていることです。そして、テレ朝といえば『ロンドンハーツ』や『アメトーーク！』を手掛ける加地倫三プロデューサーのチームが目立っていますが、『NEWニューヨーク』は『ノブナカなんなん？』などを手掛ける別チームなんですよ。いわば打倒・加地Pに燃えるテレ朝内の勢力が、ニューヨークをスターに押し上げようと頑張っている図式でもあるんです」（同）

　今回のバラバラ大選挙で1位になったことで、『キョコロヒー』と『NEWニューヨーク』の特番が放送されることとなった。

「両番組ともに現在は深夜2時台の20分枠での放送ですが、近いうちに放送時間が繰り上がることは間違いないはず。将来的には23時台の看板枠にまで行くでしょう。齊藤京子は指原莉乃のような存在になり、ニューヨークも千鳥やかまいたちのようになる可能性は極めて高いですね」（同）

　数年後、日本のバラエティー界を齊藤京子とニューヨークが支えることとなりそうだ。

浜松貴憲（ライター）

1980年生まれ、東京都出身。大学卒業後、出版社に入社。その後、いくつかの出版社を渡り歩いた末に、現在はフリーライターとして、テレビ番組、お笑い、YouTubeなど、エンターテインメント全般について執筆している。

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