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福原愛、“不倫”でもフジ五輪卓球中継電撃出演の裏に「2つの密約」キーマンは谷原章介?

“不自然な出演”にはやはり理由があったようだ。

 東京五輪の卓球・混合ダブルスで水谷隼、伊藤美誠が金メダルに輝いた7月26日、フジテレビの中継にスタジオ出演したのが、かつて卓球界の大スターだった福原愛である。

「福原といえば、『女性セブン』に“不倫現場”をスッパ抜かれ、その後、台湾の卓球選手・江宏傑との離婚を発表しています。しかし、あれだけ世間を大きく騒がせておいて、なんの説明もないまましれっとテレビ復帰したことで、ネット上では『福原愛が出てたからチャンネル変えた』『普通にテレビ出るってどんだけメンタル強いの?』『フジはよく起用したな』といった声が続出。解説仕事は時期早々との印象を持った人が多かったようです」(スポーツ紙記者)

 その福原は、7月29日に行われた卓球女子シングルスでも、伊藤が登場した準決勝、3位決定戦を中継したテレビ東京のスタジオから登場。銅メダルを獲得した伊藤について、「ホッとしたではなく、悔し涙を見せていた。それは心強いし、この悔しさは団体にぶつけてほしい」などとコメントしている。

「これまで卓球をプッシュしてきたテレ東は福原と専属契約しているため、こちらに出演していたのはまだわかります。しかし、フジへの出演はいかにも唐突に見え、やはり“何かある”ことは想像できました」(前出・スポーツ紙記者)

 案の定、福原の出演には明確な意図があった。それも絵図を描いていたのは電通だったという。テレビ関係者が耳打ちする。

「福原は引退後、社会貢献活動をするために、株式会社omusubiを立ち上げているのですが、それをバックアップしていたのが電通です。日本全国に卓球教室を展開し、中国と同じのレベルにまで卓球文化を引き上げる大プロジェクトを計画、その名誉会長に福原を据えるつもりでもいた。ところが、不倫報道や離婚で福原の活動がままならなくなり、このままではこれまでの投資が台無しになってしまう。そのため、五輪を利用し、復帰のために策を練ったところ、それに飛びついたのがフジだったというわけです」

 今や有名人の不倫は世間からは“犯罪”と同じような見方をされてしまうため、印象が良くない。それでもフジテレビが起用したのは、こんな“バーター”があったからだという。前出のテレビ関係者が続ける。

「電通の仕掛けにより、フジと福原は2つの間で“密約”が成立したようです。1つは、今後もフジが扱うスポーツ関係の番組でコメントをしてもらうということ。そして、もう1つが情報番組『めざまし8』で不倫疑惑や離婚についての“独占インタビュー”。まずは、事前に収録したVTRが放送され、それを受けて福原がMCの谷原章介の質問に答えるというもので、福原や電通はそれを騒動のみそぎにしたい考えのようです。テレ東ではみそぎにするには局のパワーが足りませんからね。フジへの出演は、『めざまし8』で使う“素材集め”の意味もあったようです」

「悲願のメダル」獲得の裏で“計略”が動いていたとなれば、卓球ファンの心中は複雑だろう。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2021/08/02 14:00
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