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『関ジャム』ラブソングの巨匠・aikoが相変わらず怖い。今年リリースの新アルバム、衝撃の1曲目

ギターを構える位置が低いギタリストは“古い人”?

 6月6日放送「実は超大変! 3ピースバンドのギターボーカル特集!」で、和田唱(TRICERATOPS)が言及したのは“ギターを構える高さ”だった。和田がデビューした20代の頃は、低く構えるのが不良っぽくてカッコ良かった。しかし、時代を経て流行は変わった。今の若いギタリストは、みんな構える位置が高い。

「だから、下げていると“古い人”って思われる」(和田)

 隔世の感だ。かつてのギターキッズはジミー・ペイジに憧れ、多くの若者がギター位置低めでも演奏できるよう練習したものだった。布袋寅泰にしたって、構える位置はかなり低い。それがデフォルトだったのだ。高い位置に構えようものなら「バタやん」(高くギターを構える歌手・田端義夫の愛称)と呼ばれ、イジられることもあったほど。だから、サンボマスター・山口隆の出現は逆に衝撃だった。でも、今の感性で当時のギタリスト写真を見ると、もうすでに懐かしい。今の感性なら、ストロークスみたいに高い位置で弾くほうがクールに見える。

 99年の頃の和田の写真を見ると、やはりとんでもなく低い位置でギターを構えているのだ。何しろ、本人が「信じらんねーな、こんな低かったんだ」「(当時の低さは)もう無理っすね」と驚くほどなのだから。

 言うまでもなく、低い位置で弾くのは難しい。手首が柔らかくないとダメだし、そもそも手が短い日本人には向いていない。さらに、ギター位置を低くしすぎると弊害も出てくる。ギターを低めにするということは、右肩を下げて弾くということでもある。結果、ライブが終了後も右肩が左肩より遥か下に来るいびつな姿勢になってしまうのだ。

 これは“ギタリストあるある”の一つなのだが、和田が異常に誇張して説明したため、関ジャニ∞から総ツッコミを受けて信じてもらえない事態に……。和田唱、さすがのギター漫談だ。伊達に芸能一家の出じゃない。

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