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『Girls Planet 999』の“ガチ投票”が波紋! TXTメンバー妹の参加とプデュ不正事件の影響

文=田井じゅん(たい・じゅん)

『Girls Planet 999』公式Instagram(@girlsplanet999)より

 グローバルオーディション番組『Girls Planet 999:少女祭典』(通称:ガルプラ)の最終回(全12回)が10月22日に放送され、新グループ「Kep1er(ケプラー)」のメンバーとしてデビューする9人が決定した。

『Girls Planet 999』は、日本、中国、韓国から33人ずつの候補者が参加し、数々のミッションと視聴者投票によるサバイバルを繰り返し、新たに結成されるK-POPガールズグループのメンバーを発掘するというもの。ここ最近、韓国のオーディション番組が大ブームとなっているが、そのなかでも特に注目度が高い番組だった。

 そして最終回に待っていたのが、大きな番狂わせだ。これまで3回の視聴者投票では1回も9位以内に入ったことがなかった、韓国のヒュニン・バヒエがいきなり2位にランクインし、デビューを勝ち取ったのだ。

「ヒュニン・バヒエは、BTSの弟分的な韓国のボーイズグループTOMORROW X TOGETHERのメンバーであるヒュニンカイの妹。番組開始前の事前投票では韓国の候補者の中で1位となっており、話題性は充分でした。しかし、実際のオーディションが開始するとあまり目立てず、上位に入ることができないままでした。でも、最後の最後にTOMORROW X TOGETHERのファンがこぞってバヒエに投票したのか、まさかの2位という結果となった。TOMORROW X TOGETHERは海外人気も高く、実際バヒエには海外からの投票が多かったようですね。
 ただ、オーディションであまり結果を出せていないバヒエが、最後の投票だけでデビュー組に入ったということに対する、視聴者からの反発が少なくないのも事実です」(音楽業界関係者)

 この『Girls Planet 999』では、視聴者投票を韓国内からの票とそれ以外の国からのグローバル票にわけ、韓国票を50%、グローバル票を50%の割合で換算してポイント化。そのポイントでランキングを決定している。ヒュニン・バヒエは、ポイントでのランキングは2位だったが、総得票数では1位だった。

「最終投票は総得票数のみが発表されており、韓国票とグローバル票の内訳は不明ですが、過去の投票ではグローバル票のほうが圧倒的に多かった。つまり“票の重さ”は韓国票のほうが重く、韓国票をより多く獲得した参加者が上位に行きやすいということです。バヒエが総得票数で1位だったのに、ポイントで1位にならなかったのは、“1票が軽い”グローバル票が多かったからでしょう」(同)

 韓国票とグローバル票の格差が影響したのか、最終ランキングでは9位が中国のシェン・シャオティン、8位が日本の坂本舞白、7位が日本の江崎ひかるだったが、6位以上はすべて韓国からの参加者となった。

「特にシェン・シャオティンに関しては、これまでの視聴者投票で1位2回と2位1回を獲得していて、最終ランキングでも上位が確実視されていました。にもかかわらず、9位でギリギリのデビューとなったのも驚いた人が多数でした。どう転がるかわからない視聴者投票番組の怖さを実感しましたね」(同)

『Girls Planet 999』を放送している韓国の音楽専門チャンネルMnetでは、2019年放送のオーディション番組『PRODUCE X 101』での不正投票により、同局のプロデューサーら2人が逮捕されている。

「今回の『Girls Planet』でも視聴者が想像しなかった投票結果になっていますが、あの事件があったあとなので、さすがに不正操作はしていないと思います。つまり、“ガチ”だったからこその驚くべき結果であり、ファンにとってはなんとも複雑な心境でしょう」(テレビ局関係者)

 さらに投票を一定の方向性に誘導するような演出があったとも言われている。

「振り返れば、初回放送のメンバー紹介段階から中国勢に割く時間は日韓に比べて圧倒的に短かったんです。その他でいうと、例えばオーディションの終盤では中国からの参加者たちの協調性のなさを見せる場面も目立ちました。また、日本勢については最初から最後まで、上位3人くらいにしかスポットが当てられず、それらの参加者ばかりに票が集まるような演出になっていました。

 そもそも韓国のオーディション番組であり、韓国からの参加者が有利なのは当然ではあるんですが、海外からの視聴者にとっては少々疑問が残る部分もあったでしょう」(同)

 とはいえ、見事デビューを手にした9人には、これから華々しい活動が待っている。

「バヒエに対して否定的な声もありますが、“TOMORROW X TOGETHERのヒュニンカイの実妹がいるグループ”ということで、オーディションを見ていなかった層への大きなアピールポイントになると思います。さらには、TXTのファンだけでなく、世界中にいるBTSのファンにまで届くかもしれない。今後のKep1erの活動を考えれば、むしろ大きなメリットとなるのでは。

 また、下手すれば韓国人だけのグループになっていたかもしれないところで、どうにか日本人2人と中国人1人が入ったことは大きい。メンバーの年齢も16歳から25歳と幅広く、多様性を持ったグループとなりそうです」(同)

 数々の試練を乗り越えてデビューすることなったKep1er。番組を通して応援していた視聴者たちの思いをのせて、世界に旅立とうとしている。

田井じゅん(たい・じゅん)

田井じゅん(たい・じゅん)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

最終更新:2021/10/28 21:00

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