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『関ジャム』B’zの「ultra soul」問題! 宇多田、スピッツ、ミスチル…レジェンドたちの“最強ベスト10”が薄味過ぎた?

スピッツの1位は「ロビンソン」以外あり得ない

 今回、スピッツのランキングは以下であった。

1位:ロビンソン
2位:チェリー
3位:楓
4位:君が思い出になる前に
5位:渚
6位:空も飛べるはず
7位:春の歌
8位:青い車
9位:ハチミツ
10位:スターゲイザー

「ロビンソン」の1位は固かった。集計を取る前から明らかな結果だ。それ以外のランク曲も順当すぎる。そういう意味で、唯一目を引くのは9位の「ハチミツ」。シングルカットされていない純然なアルバム曲だ。4月25日放送のラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYO FM)で、草野自身がお気に入りに挙げた1曲でもある。

 そして、スピッツと言えばやはり「ロビンソン」だろう。イントロからして傑作の空気漂いまくり。ベタだろうが定番だろうが、どうしたって外せない名曲。選者である音楽プロデューサーの松尾潔はコメントした。

「どこにも登場しないのに、タイトルは『ロビンソン』以外考えられない。理不尽がまかり通るほどのキャッチーさ」

 この曲のタイトルの由来には諸説ある。

・草野がタイに旅行に行った際にロビンソン百貨店がたくさんあり、印象に残っていたから。
・草野が映画『ロビンソンの庭』が好きで、映画のタイトルからとった。

 つまり、そこまで深い意味が込められているわけではないのだ。でも、タイトルは「ロビンソン」以外に考えられない。彼らの曲を聴いていると、気持ちよくなると同時に切なくなる。それは、草野の声に理由があると思う。この点について、いきものがかりの水野良樹は言及した。

「草野さんの歌声は皆さん注目されますが、僕は特にロングトーンがすごいと思っています。同じロングトーンでも爽やかに感じること、切なく感じること、力強く感じるときがあり、何種類も色合いがあるような気がする。カラオケで歌えそうなんだけど、みんなやっぱりあの景色は見せられないんですよね」

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