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山下智久、週プレ企画に横槍も! 絶好調の影に忍び寄るジャニーズの“呪縛”

文=黒崎さとし(くろさき・さとし)

山下智久、週プレ企画に横槍も! 絶好調の影に忍び寄るジャニーズの呪縛の画像1
山下智久(写真/Getty Imagesより)

 国外問わず数々の作品に抜擢されたり、初めての写真集『CIRCLE』(講談社)も発売になったり、目覚ましい活躍ぶりの山Pこと山下智久。

 一時期、NEWSのメンバーとして一緒に活動していた手越祐也も同じく2020年にジャニーズ事務所を卒業したが、その差は広がる一方である。

「まず日本の芸能界というのは、周知の通り良くも悪くも芸能事務所というものが大きな力を持っています。山Pへの絶えない仕事オファーは、ジャニーズよりも大きな事務所やその周辺がサポートについているから。かなりの人たちが携わっているとみられます。本人的にもジャニーズ事務所とは穏便にいきたい手前、退社直後は、海外の事務所に所属すると発表されていますが、逆に言えば当たり障りのない海外の仕事に関するマネジメント会社だけが周知された感じでしょう」(芸能リポーター)

 山下は元々、海外志向であったといわれてはいるが無論、どんな業界であっても、立つ鳥跡を濁さずのほうがいい。

 特に2019年に公正取引委員会が、プロダクションを退所した芸能人の活動を制限している疑惑が独占禁止法違反にあたるとの見解をまとめ、ジャニーズ事務所に注意処分にあたったと報じられたことも、影響しているだろう。

 元SMAPメンバー3人がなかなかテレビメディアに出演できていない現状を発端としてこの事実が露になったわけだが、それは長いこと芸能界、特にテレビ業界に蔓延るものだった。

 このニュースはジャニーズ事務所だけでなく、芸能界全体の変革への起爆剤になるとみられていたが、かといってジャニーズと大喧嘩別れのような状況になってしまった元SMAPメンバーの所属時と今の活躍幅の差は一目瞭然。

 メディア側やタレントのほうもやはり、気を使わざるを得ないのだろう。

「ジャニーズ事務所ほど認知度が高いプロダクションは、なかなかないですよね。極端なことをいえば、田舎のおばあちゃんだって、嵐がジャニーズの人だって知っている。いかに絶頂期と比べれば強いタレントが減ったとはいえ、今もライブ動員などは桁違いですし、雑誌に出演すれば売れるタレントは多い。だからドラマやCMにも起用したい企業がたくさん存在するわけです。例えば今クールのテレビ朝日系のドラマ『和田家の男たち』で相葉雅紀が主演と決まれば、いわゆるバーターとしてまだ売れる前のジャニーズJr.が名前を連ねたり、その作品のスピンオフの主演にねじ込んだりする。もちろん、これはジャニーズに限った話ではないですが、目につきやすいのは事実でしょう」(既出・リポーター)

 そんななか山下は、ジャニーズ事務を退社したタレントの活動幅が狭まるという通例をぶち壊し、新しい時代を引率する存在になりつつある好調っぷりだが、内情はそう簡単にはいかないようで――。

「少し前に『週刊プレイボーイ』(集英社)で、女優の二階堂ふみが山Pのグラビアを撮影する企画がありましたが、どうやらそれにジャニーズ事務所が良い顔をしなかったそうなんです。それも、その企画をした版元だけでなく二階堂の事務所のスタッフにも抗議の連絡が来たそうです。『週プレ』は関係ないでしょうけど、集英社はファッション誌などもたくさん抱えていてジャニーズタレントも起用しているだけに、言うことを聞くと思ったんでしょうかね。結局、企画は無事世に出ることになりましたが、今も意にそぐわないキャスティングには抗議をしたりしているというのがわかる事例ですね。また企画を引き受けた二階堂も、とばっちりで今後ジャニーズタレントと共演NGになるかもしれないと噂されています。このご時世に、まさかとは思いますが……」(芸能記者)

 残念ながら、まだまだ辞めジャニにとっては険しい道なのかもしれない。

 独立後に山下がリリースしたファースト配信シングル『Beautiful World』のサビ部分には「We can change everything 変えていけるさ」という力強い歌詞がある。

 流れゆく時代の中でも漂っている“呪縛”を、山下はブレイクスルーできるだろうか。

黒崎さとし(くろさき・さとし)

黒崎さとし(くろさき・さとし)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。

最終更新:2021/12/04 19:00

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