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『カムカム』上白石&川栄も…NHK朝ドラヒロインたちの知られざる“ポイ活”

文=田井じゅん(たい・じゅん)

『カムカム』上白石&川栄も…NHK朝ドラヒロインたちの知られざるポイ活の画像1
川栄李奈はポイ活上手?(Getty Images)

 2022年後期放送のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』のヒロインを演じる福原遥。福原は過去3度、朝ドラヒロインオーディションを受けており、4度目にしてついに主演の座を射止めたことに。朝ドラヒロインのオーディションといえば、現在放送中の『カムカムエヴリバディ』でヒロインを務める上白石萌音と川栄李奈も、オーディションを経ての起用だ。

「上白石、川栄、福原の共通点は、いずれもこれまで数多くのNHKの番組に出演してきたということ。朝ドラヒロインのオーディションとはいっても、“新たな才能”を発掘するということではなく、結局は過去のNHKとの関係性がかなり重視されるんです」(ドラマ関係者)

 過去のNHKとの付き合いが考慮される朝ドラヒロイン決定の過程は、“ポイント制”と呼ばれることもあるという。

「NHKの番組に出演するごとにポイントが貯まっていき、それをある程度貯めないと朝ドラヒロインにはなれないということですね。だから、朝ドラヒロインを狙う俳優たちは、若い頃から“NHKポイント”を貯めるべく、仕事をしているんです」(同)

 2022年前期放送の『ちむどんどん』のヒロインである黒島結菜は、オーディションではなく、直接キャスティングされている。

「黒島も、過去の朝ドラや大河ドラマにたくさん出演していて、NHKポイントがかなり貯まっていますね。そもそも黒島の場合、キャリアのかなり早い段階から朝ドラを狙っていたと言われている。そのためか、民放での仕事よりもNHKでの仕事のほうが目立っているんですよね。まさに、計画的に“ポイ活”して朝ドラヒロインを射止めたパターンでしょうし、これほど計画的に動けるのは、黒島がソニー・ミュージックアーティスツという大手事務所に所属しているからですね」(同)

 朝ドラキャスティングの“ポイント制”において、グループアイドル出身者が不利だとされるジンクスもある。

「これまでの朝ドラヒロインなかで、グループアイドル出身者は少ないんですよ。古くは、BOYSTYLEの村川絵梨やSweetSとして活動していた瀧本美織がヒロインを務めたこともありますが、ここ5年くらいだと乙女新党だった葵わかなとAKB48だった川栄李奈のみ。AKB48出身者からは川栄だけだし、坂道シリーズ出身者からは朝ドラヒロインは出ていません。ももいろクローバーの元メンバーである早見あかり、ハロー!プロジェクトでソロとして活動していた真野恵里菜も、何度もオーディションに挑戦し、いいところまでは行っていたようですが、結局朝ドラヒロインにはなれていません」(アイドル雑誌編集者)

 では、どうしてグループアイドル出身者は朝ドラヒロインになれないのだろうか。

「アイドル活動をしている時期が長いと、NHKポイントを貯められないという事情もありますね。あと、制作サイドがグループのイメージと作品が直結することを避けているというのもある。葵わかなの場合は、そもそも乙女新党がそこまで有名なグループではないし、川栄は早い段階でAKB48を卒業し、事務所もエイベックスに移籍して“ポイ活”に勤しんだのが大きいでしょうね」(同)

 そんななか、坂道シリーズ出身者で初の朝ドラヒロインになる可能性が囁かれているのが、欅坂46の元メンバーである平手友梨奈だ。

「知名度、存在感、話題性など、いずれの要素をとっても平手は朝ドラヒロインとして十分すぎる存在です。また、事務所を独立する方向で動いていて、坂道グループと一線を引こうともしている。しかし、NHKでのドラマ出演は昨年末放送の『風の向こうへ駆け抜けろ』のみで、ポイントはほとんど貯まっていない状態。朝ドラヒロインになるとしても、もうちょっと熱心なな“ポイ活”が必要だと思いますよ」(同)

 NHKとの関係性こそがものを言う朝ドラヒロインのキャスティング。オーディション開催の意義を問いたくなるのも事実である。

田井じゅん(たい・じゅん)

田井じゅん(たい・じゅん)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

最終更新:2022/01/07 20:00

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