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フラット芸能

氷川きよし復帰後に変化がありそう? 活動休止後の意味と経済効果

文=城下尊之(しろした・たかゆき)

氷川きよし復帰後に変化がありそう? 活動休止後の意味と経済効果の画像1
氷川きよし 日本コロムビア 公式サイトより

 ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!

――1月21日、氷川きよしが今年いっぱいで歌手活動を一時休止すると発表したので驚きました。所属事務所のコメントによると「自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたいという本人の意向を尊重しこの様な決断に至りました」とのこと。休止期間は未定。

 氷川さんは、2000年に「箱根八里の半次郎」でデビューして以来、22年間にわたって走り続けてきました。新曲を出すときも徹底的に歌いこみ、仕事に対していつでも一生懸命で努力の人。そんなまじめな人が「休みたい」と言ったのだから、よっぽどのことなのでしょう。近年はビジュアルを重視しながら、演歌にとどまらずさまざまな楽曲にチャレンジしてきました。休止期間に今後も演歌を続けるのか、そうでないのかじっくり考えるつもりなのでしょうね。

――1月25日には、自身の公式Instagramで「色々と報道されておりますが、事務所との確執などが原因ではなく」「なかなか心と身体が思うようにならなくなり、ご期待にお応え出来ないこともあり、来年からリフレッシュの為お休みを頂く事に致しました」と、休止の背景に「氷川の意向に事務所が反対してきた」と報じた一部の報道を否定していました。

「演歌がいいのに」と思う長年のファンもいるかもしれませんが「どんなジャンルだろうと氷川きよしの楽曲が聴きたい、付いていきたい」というファンも多い。それに、氷川さんはデビューから初めの3年間は「修行」という位置づけで、事務所が衣食住の面倒を全部みる代わりに給料なしで働き、しばらくしてから給料は30万円に。「修行」が終わった3年後には莫大な収入を得るようになりましたが、それ以上に「演歌界の貴公子」として数々の大ヒット曲を飛ばし事務所に貢献してきた。

 氷川さんを育てた先代の事務所社長であれば何か意見できるかもしれませんが今、彼に意見できる人はいないでしょう。

 もちろん事務所にしてみれば、コンサート活動だけでも休まず続けてくれれば儲かることは間違いありません。しかし、これまでがんばってきた氷川さんが「休みたい」と言うなら文句は言えません。

――休止期間中にファンは離れていかないでしょうか。

 それはないでしょうね。むしろ「ちょっとくらい休んだほうがいいんじゃない」と思っているくらい。氷川さんが歌が大好きなことはファンはよくわかっているので、じっと待っているでしょう。ただ、復帰後に歌う内容はかなり変わるかもしれません。とはいえ、これまで大事にしてきた楽曲も完全に捨ててしまうことはないはず。演歌もそれなりに歌っていくのではないでしょうか。それに少し期間を空けることは、今後の活動に必ずしもマイナスになるわけではありません。

――というと?

 まず活動休止前ということで、今年行われるコンサートにファンは必ず行きます。さらに、休止期間、ファンをある程度“飢えさせる”ことによって、復帰後にコンサートを開催したときには爆発的に盛り上がります。相当な経済効果を生み出すでしょうね。やはりいくら「戻ってくる」と言っても、「無期限活動休止」という言葉はファンにとって重いですから。

――今年の年末のNHK紅白歌合戦の大トリも決まったようなものですね。

 昨年の紅白はまったく目玉がない単調なものでしたが、今年はひとつできましたね。

城下尊之(しろした・たかゆき)

城下尊之(しろした・たかゆき)

立教大学在学時から、サンケイ新聞でアルバイトを行っていた経緯から、卒業後、サンケイスポーツへ入社。スポーツ紙文化部記者となった初日で見習い経験もないうちに、他に大きな事件があったため、「(故)林家三平さん、大病から復帰!」という大事な現場を任された。退社後は、TBS『奥様8時半です』のデスク担当として勤務し、その後、芸能リポーターに転身し、現在に至る。独自に身につけてきた取材能力、ブレーンの作り方等から、芸能界の裏話を交えた、楽しい味付けで話す。

【プロフィールページ】

最終更新:2022/01/29 08:00

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