
ニューヨーク屋敷はいずれ朝の顔に?元芸人が『ラヴィット!』8人の代役MCを全レビュー
麒麟 川島明 ラヴィット!

1月31日、麒麟の川島明さんが新型コロナウイルスに感染したことが発覚、すると平日朝の帯番組『ラヴィット!』(TBS)ではMCを務める川島さんが帰ってくるまでの代役として、日替わりでいろいろな芸人が代役を務める事となった。
今回はそんな「代役でMCを務める芸人たち」を元芸人として分析し、比較してみたい。
2月1日(火)、アインシュタイン河井ゆずるさん
もともと火曜レギュラー。いきなりのMCで、番組冒頭の挨拶はいささか緊張感に包まれていたが、相方の稲田直樹さんや天竺鼠さんという普段から仕事をしている芸人がスタジオにいるという事もあり、芸人同士のやり取りの中、少しずつ緊張もほぐれ河井さんらしいMCを展開していった。
そつがないMCで良かったのだが普段接している芸人ということで、慣れ親しんだやり取りになってしまい、朝の情報番組というよりは、大阪ローカルのバラエティ番組に見えてしまった。
川島さんには芸人としての説得力と統率力があるので、同じパネラーでも大阪のローカル番組に見えないのだが、河井さんにはまだそのパワーが足りないように感じた。
2日(水)、アンタッチャブル柴田英嗣さん
水曜レギュラーの柴田さんは芸歴でいうと川島さんよりも長く、全国区の番組にも数多く出演しているので、中堅芸人の中では最もMCに向いているのではないだろうか。
パネラー芸人には基本的には木曜日に出ているマヂカルラブリーと、初登場で人力舎の後輩「真空ジェシカ」。普段はレギュラーとして参加している番組でもMCになると勝手が違うらしく、オープニングから少々苦戦気味。さらに自分たちの空気を作ろうとしているマヂカルラブリーと真空ジェシカに対して、おいしくしてあげようとツッコミ多めのMCになってしまい、朝から見るには活気あふれすぎてうるさい番組になってしまった気がする。
時間帯を考えなければ面白いのだが、朝ということを考えると柴田さんの優しさが少々裏目に出てしまったのかもしれない。
3日(木)、ニューヨーク屋敷裕政さん
正直なところ、大阪のローカル番組のような展開になるかもしれないと思っていたのだが、思ったよりうまく立ち回っていたように感じた。そう評すると、上から目線のように感じてしまう人がいるかもしれないが、僕としては完全に褒めている。
これは僕の個人的な印象だが、普段バラエティ番組に出演している屋敷さんはどことなく一線引いていて、場を客観的に見ていることが多い気がしていた。それなので他の番組で屋敷さんを見ていると「もっとがっつり突っ込めば良いのに」とか、芸人のボケに対して「少し引くのが早いな」と思うことがあるのだが、その雰囲気が逆に朝の情報番組にはぴったり合っていたように感じた。
バラエティ番組ほどしつこくなく、かといって芸人ならではの面白さも忘れていない。これが全国区で活躍できる若手芸人の凄さだと思わせられた。あとは年齢的な説得力がつけば、屋敷さんが朝の情報番組のMCになる日は必ず来るだろう。
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