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「たまたま見かけた可愛い女の子を暇つぶしゲーム感覚で特定」

『ねほりんぱほりん』ネットで“特定”しまくる人のヤバい心理とスキル

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

「SNSで可愛い子を見かけたら、暇つぶしに特定する」

 今回、番組はアリサさんだけでなく、他の“特定が得意な人”にも取材をしている。

 30代のミキさんは、「好きなアイドルをもっと知りたい」という欲求から特定を始めたそう。例えば、有名人がSNSに画像をアップした際。その画像には本人が写っており、背景には線路が見切れていた。そこから「あの線路は○○線だ」と特定できるし、電柱にある看板広告も情報として大きかった。

「1時間もかからないくらいで、あっという間に探せました」(ミキさん)

 自宅付近の写真はもちろん、家の中の写真も危ない。例えば、ミキさんはある女性タレントの過去のInstagramを過去に遡ってチェック。すると、その中に浴室で撮った投稿があった。この浴槽の形状と不動産会社の写真を照らし合わせ、件の女性タレントの住所も彼女は特定してしまった。

 提示された材料の一部が既知のものとわかり、そこから手繰り寄せるようにゴールへ辿り着きたくなる欲求。これも少し理解できる。「自分が使ってるのと一緒の電気製品だ」「あれってうちと同じ家具では?」的な気付きを入り口に、反射的に解きに走る特定。実は、多くの人が経験済みの行動という気もする。もちろん、個人情報の特定はドン引きなのだが。

 次に紹介されたコウタさん(30代)は、本物だった。

「特定をするのは特に誰とか決まってないんですが、TwitterやInstagram、TikTokでたまたま見かけた可愛い女の子であったり、『これは特定できるな』という情報が落ちているとチャレンジしようかなっていう風になります。まあ、暇つぶしゲームみたいな感じですかね」(コウタさん)

“たまたま見かけた可愛い子”をゲーム感覚で特定する、ガチマニアの登場。本人からすると、きっと探偵ゲームみたいなものなのだろう。

「その方が自宅バルコニーで撮った動画を見ると、夕日が差していたんですね。日差しの方向からしてそれは西日だったので、マップを使って西の方角からそのバルコニーを探しました。自宅の外観が写っていたので確定したっていう形です。自宅の外観写真で8割ぐらいは特定できます。(外観写真があると)もう、おしまいです(笑)」(コウタさん)

「おしまいです」と言うこの人がおしまいだ。SNSで目にしただけの子を特定したがる危険性に気付いていないから、もう終わっている。点と点が線になる瞬間がこの人はたまらないのだろう。

 以前、写真上のわずかな情報をもとに場所・人物・日時を特定する『全人類がリサーチャー! 特定せよ!』(フジテレビ系)という番組を紹介した。今回は、あのときより危機感が高まった。特定マニアの技術はFBIもびっくりだ。自宅や職場周辺で撮った写真のアップが危険なのは常識。線路、電柱、看板、マンホール、山などが写っていたら、すぐに地域は特定されてしまうだろう。ただ、浴槽の形状やバルコニーの日差しによる特定はさすがに驚きだった。

 特に意識せずともTwitterを見てれば、その人の生活パターンや家族構成、最寄り駅等は容易に把握できてしまう。「震度」「停電」でSNS検索すると、各アカウントの住居エリアがかなり絞れてくるのも怖い。旅行中に写真を上げると留守だとバレてしまうし、「○○なう」とつぶやけば居場所は丸わかりだ。「この程度なら大丈夫」というラインは、実はまったく大丈夫じゃない。

 今回の放送で特定に興味を持つ人が生まれたら、それは怖い。逆に「こういうことをすると特定される」という注意喚起だと受け取ってほしい。警鐘である。

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