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「ビックバンは『故人』となった」韓国でネガティブ報道…復活の鍵は時代を作った音楽性の進化

文=黒崎さとし(くろさき・さとし)

「ビックバンは『故人』となった」韓国でネガティブ報道…復活の鍵は時代を作った音楽性の進化の画像1
5人だったころのBIGBANG(GettyImagesより)

 ビッグバンが4年ぶりに復帰する。過去にK-POP業界を席巻した“王の帰還”が華々しく報じられファンからも喜びの声があがる一方で、その将来を危惧する声もまた、あがり始めている。

 韓国の一部メディアが復帰後の成功に疑心を寄せる理由は大きくみっつある。ひとつはイメージの凋落、もうひとつは業界の発展、最後にファンの変化だ。

 ビッグバンはほとんどのメンバーが、復帰前に何かしらのスキャンダルを起こし社会の非難の的となった。その素顔はアジアでも広く報じられ、実際に冷めてしまったと嘆く日本のファンも少なくない。元メンバー(カムバックからは除外)のスンリにいたっては、特殊暴行など合計9つの容疑で拘束中、日本のニュース番組でも大きく報じられた。

 そんななかでもビックバンが根強い人気を誇ってこられた理由は、その音楽性やクリエイティビティにある。

 いわゆる第2世代アイドルの中で、ビックバンほど音楽に投資し、楽曲のクオリティーを追求したグループはいなかった。第2世代はアジアを中心にK-POPを広げた立役者として今でも強い影響力を持つが、音楽に対する真摯な姿、そして生み出された作品のクオリティーは群を抜いていたのだ。

 ただその音楽の質については、皮肉にも彼らを見て育った後進たちが受け継ぎ発展させている。そしてその活躍ぶりは先達たちを上回るものだ。 BTSを筆頭に、BLACKPINK 、NCT、SEVENTEENなどなどは、アジアの枠を超えてグローバルに活躍中だ。

 韓国メディア・ハンギョンニュースは、そんな世代を比較しつつ、現在のビックバンについて次のような辛辣なコメントを残している。

「ビックバンは『故人』となった。 ソロで活躍したG-DRAGONとテヤンは軍除隊後、音楽作業をしてきたものの、これといった成果を完成することができなかった。テヤンはミン·ヒョリンの夫、G-DRAGONはデザイナーとして限定版スニーカーを作って歳月を送っただけだ。時間は十分だったが、音楽では見せてくれなかった」

 現在、韓国国内ではビックバンのカムバックについて、世論がまっぷたつに割れている。

 すでに新しいアルバムを完成させたというが、満を持したリリースした作品に対して世間の評価が伴わなければ、それこそ彼らを支える屋台骨は消え失せてしまうことになる。そして残るのは、スキャンダラスなイメージだけだ。

 ビックバンのリーダーであるG-DRAGONは過去に、「ビッグバンは、かっこよくなければ終わり(なくなる)」と解散についてほのめかしていたこともあるという。今回の作品で、世界を舞台に活躍する後輩たちを超え「やはりビックバン」という評価を取り戻すこと。それが、本当の意味でカムバックできるか否かの試金石となりそうだ。

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