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「ビックバンは『故人』となった」韓国でネガティブ報道…復活の鍵は時代を作った音楽性の進化

離れていった元ファンは再び支えてくれるか…?

 また、ファンの変化も彼らの復帰には逆風となりそうだ。現在のK-POPファンを形成する10代、もしくはティーンエイジャーにとって、アーティストはただの憧れの存在ではなく、自分たちの行動の模範となり共に歩んでくれる同伴者的な存在だ。

 ビックバンに対しては、犯罪を起こす昔のアイドルとして、ネガティブに映っていると韓国メディアは分析している。音楽性だけでなく、何か存在として確固とした自己定義ができなければ、さらに高度化したK-POP戦線の中では生き残っていけない可能性がある。

 ビッグバンのメンバーや所属事務所のYGは、そのような状況を誰よりもよく理解しているだろう。それでもカムバックを決意した理由は、自信なのか、はたまた晩年の思い出づくりなのだろうか。そのすべては、次のアルバムの中身で明らかになるはずだ。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2022/02/21 17:00
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