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『家、ついて行ってイイですか?』超絶美女の自宅ベッド下からでできたモノ

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

『家、ついて行ってイイですか?』超絶美女の自宅ベッド下からでできたモノの画像1
『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)

 2月16日放送『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)のゲストは劇団ひとりだった。ひとりがいて、おぎやはぎ・矢作兼がいて、テレ東だ。もしも進行役が松丸友紀だったら、ほとんど『ゴッドタン』である。

生まれてくるはずだった子に背を押され、弁護士を目指す

 昨年11月、大森駅前でスタッフが声をかけたのは26歳のご主人と28歳の奥様の2人、キラキラした結婚1年目のご夫婦だった。散歩が好きだから、洗剤を買いに薬局巡りをした帰りだそうだ。若いって素晴らしい。すべてが楽しそうである。

――ちなみに、お子さんはいらっしゃるんですか?
お2人 「いや、いないです」
――タクシー代かお買い物代をお支払いするので、家、ついて行ってイイですか?
ご主人 「ぜひ、ぜひ」
奥様  「えっ、ぜひ? ダメでしょ。何でそんな強引なん(笑)?」
ご主人 「いや、でもぜひ」

 一瞬、夫婦仲が不穏な空気になったが、ご主人の強行突破でスタッフは家へお邪魔できることに。ちなみに、大森に住んでいるのは風水的に「大森が1番いい」と占い師に言われたからだそう。なかなかない決定理由である。

 というわけで、ご夫婦のマンションへ到着。いい家だ。間取りは1LDKで、家賃はなんと22万円! お子さんがいないのにここまで家賃につぎ込むのはめずらしいし、若いのにどうやってここまで稼いでいるのかが知りたい。

ご主人 「薬の営業を」
奥様  「MR職」
――じゃあ、病院のお医者さんに「うちのこんな薬、使ってください」みたいな。
奥様  「そうです」

 2人ともMRなら、かなり稼いでそうだ。どことなく、両者ともにMRっぽい雰囲気もあるし。そんなご夫婦の家でのこだわりは、やはり風水だそう。玄関には神棚があり、水回りには守護石のアメジストが置いてある。

 ご主人の最終学歴は中央大学法学部。現在はMRの仕事をしながら勉強を始め、弁護士を目指しているそうだ。

ご主人 「自分たちの営業職は全国転勤があって、家族3人……まあ2人で生活できなくなる可能性もあるので」
奥様  「やっぱり、家族みんなで暮らしていきたいなあっていうのがあったので、応援したい気持ちはあります」

 ふと玄関のほうへ行ったスタッフが、あるものを見つけた。

――これ、何ですか?
ご主人 「これは……いや、なんかちょっ……。まあ、実は妊娠してて」
――あ、奥様がですか? へぇ~、おめでとうございます。
奥様  「あ……」
ご主人 「もともと、妊娠してたんですけど、(2021年)7月の終わりくらいに流産でいなくなっちゃって」
奥様  「重い感じなんですけど。(ご主人が)言うと思わなかった(苦笑)」

『家つい』の取材も、お子さんの話も、奥さんの許可なく返答してしまうご主人。本人の中で止まらなくなっているのかもしれない。ただ、精神的に奥さんのほうがダメージを受けている可能性があり、そこはこらえてもよかった気がする。

 1つ気になったのは、水子供養を玄関近くの床に直置きしていたことだ。「棚に置けばいいのに、なぜ?」と思った。風水で決めたのかも? とよぎったが、ひょっとすると生まれてくる赤ちゃんの目線にしたかったのかもしれない。そこは理解してあげたい。とにかく、ご夫婦が風水を気にする理由がわかった。さっき、ご主人が「家族3人」と言いかけ「2人」と言い直したのもそういうことだろう。

 お2人は、生まれてくるはずだった子どもを「まめすけ」と名付けている。彼のエコー写真は成長の記録としてファイルにしていた。しかし、最後の2枚はそっと綴じただけ。そのままファイルを閉じ、棚の中にしまったままだった。今回の取材で、2人はそのファイルを久しぶりに開いた。

 流産の原因は染色体の異常。検査でまめすけ君の心拍確認ができず、2週間後の検査では医師から「手術したほうがいい」と告げられた。手術前日には思い出を残すため、「3人で旅行にいこう!」と家族全員で奥多摩まで川釣りに行ったそうだ。

「すごい楽しかったんですけど、楽しいなって思う気持ち反面、小っちゃい子どもが釣り堀にいると『あの家族にはなんでいて、僕らにはいないんだ?』『何か悪いことしたのかな?』と、すごい自分を責める気持ちもあって。涙で前が見えないっていう。2人とも大号泣して(苦笑)」(ご主人)

 子どもが無事に生まれてくるのは、奇跡。キャンプ場には子連ればかりだ。2人はその奇跡を目の当たりにした。

ご主人 「結構、僕のほうがショック受けてて、妻のほうに支えてもらったな感じで。僕がくよくよしていても『次! 次!』『そんなの誰にでも起こることだし』と言ってくれたりとか、さすが姉さん女房だと思って」
奥様  「そこで使う(笑)?」

 女性は強い、実感した。苦しみについて話す気満々だった夫を、文字通り支えている気がする。

ご主人 「それまでは夫婦って感じではなく、カップルの延長線上のような関係だったんですけど、それを経験して初めて夫婦なんだなって」
奥様  「家族をちゃんと考えるようになりました」
ご主人 「家族との時間は限られていると、まめすけが教えてくれたので」
――法律の勉強をされてるっていうのも、家族のため?
ご主人 「いざ(次の子が)生まれてきたときに、今度は僕が転勤とかで家族3人がバラバラになっちゃうとそれが嫌なので、そのときのために僕が頑張って勉強して、定住するっていう。家族一緒に過ごすのを叶えたいなって思います」

 もしも赤ちゃんがいたら、弁護士を目指すどころじゃなかったかもしれない。そのことも含め、まめすけ君は2人に教えてくれたのかもしれない。

 一緒につらいことを経験すれば、夫婦の絆は深まる。だから、幸せになれると思う。2人は共にまだ20代だ。この後、何人も子どもを授かるかもしれない。数年後、『家つい』にはまたこのご夫婦を取材してほしい。

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