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「キングオブコント王者なのに売れない」ライス&かもめんたるがブレイク間近でお笑い賞レースの“序列”も変わる?

文=浜松貴憲(はままつ・たかのり)

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ライス・田所仁Twitter(@tadokorojin)より

 現在全国ネットのお笑い賞レースの中で最高峰と位置づけられているのは、やはり『M-1グランプリ』(ABCテレビ)だろう。その一方で、コント日本一を決める『キングオブコント』はM-1に比べてやや“格下”と扱われることも多い。

「M-1は注目度も高いので、優勝者はまたたく間に売れていきますが、キングオブコントの優勝者はブレイクできないケースもあり、結果として“格下”と思われがちなんですよね」(テレビ局関係者)

 4月9日には、キングオブコント歴代優勝者たちが新たなユニットコントを披露する『キングオブコントの会2022』(TBS系)が放送された。ここで存在感を見せていたのが、2016年の優勝者、ライスの関町知弘だ。関町は、合計4本のコントに出演した。

「ライスは、キングオブコント優勝者なのに“ブレイクしていない”とイジられることも多いんですが、最近はかなり注目されています。特に関町の朴訥とした独特な雰囲気は、コントにおいて素晴らしいスパイスになる。今回『キングオブコントの会』で関町が目立っていたのも当然で、芸人仲間からも愛されるキャラクターですし、相方の田所仁が作るコントは一級品。いよいよ本格的なブレイクもあるのではないでしょうか」(お笑い事務所関係者)

 ライスと並んで、“キングオブコント優勝者なのにブレイクしていない”と言われがちなのが、2013年の王者、岩崎う大と槙尾ユウスケによるコンビ・かもめんたる。『キングオブコントの会2022』では、岩崎う大が作ったコント「墓参り」が披露された。

「死んだヤクザの親分がお墓の横で大根になって生まれ変わるという、かなりぶっ飛んだ設定のコントでしたが、さすがは天才、岩崎う大。現在お笑い界でもっとも切れ味が鋭いコント師です」(同)

『有吉の壁』(日本テレビ系)にも定期的に出演するなど、確実に活躍の場を広げているかもめんたるは、コンビとしての活動だけでなく、「劇団かもめんたる」として定期的に公演を開催している。2019年の第8回公演『GOOD PETS FOR THE GOD』と、2020年の第9回公演『君とならどんな夕暮れも怖くない』は、岸田國士戯曲賞最終候補にもなった。

「お笑い界だけでなく、演劇界も巻き込んで、最注目な存在となりつつある。公演を観た千原ジュニアも“過小評価されている”と話していたくらいです」(演劇関係者)

 さらに、岩崎う大は今年7月から公演が始まる吉岡里帆主演の『パルコ・プロデュース2022 スルメが丘は花の匂い』の作・演出を担当する。

「劇団かもめんたるとしての公演ではなく、パルコ・プロデュースの作品で作・演出を任されたというのは、岩崎う大の評価がどんどん高まっている証拠です。このまま演劇界で大きな結果を残していく未来も十分に有り得る。“キングオブコント優勝者なのにブレイクしていない”というところから、一気に巻き返す可能性は高いと思います」(同)

 これまでなかなか大きな結果が出なかったキングオブコント優勝者のかもめんたるとライスが上り調子になっていることで、キングオブコントを取り巻く状況も変わってきそうだ。

「空気階段が優勝した昨年のキングオブコントは本当にレベルが高かったし、『キングオブコントの会』も大好評。賞レースとしての格が上がりつつあるのは事実です。かもめんたるやライスはもちろん、ほかの歴代優勝者にもまたスポットが当たると思います」(前出・お笑い事務所関係者)

 近年、大きく盛り上がっているお笑い賞レース。キングオブコントの存在感が増すことで、その盛況もさらに大きくなりそうだ。

 

浜松貴憲(はままつ・たかのり)

浜松貴憲(はままつ・たかのり)

1980年生まれ、東京都出身。大学卒業後、出版社に入社。その後、いくつかの出版社を渡り歩いた末に、現在はフリーライターとして、テレビ番組、お笑い、YouTubeなど、エンターテインメント全般について執筆している。

最終更新:2022/04/22 08:00

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