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『ここにタイトルを入力』の業界評高し 瀕死のフジテレビ救うメシアか?

文=木村之男

『ここにタイトルを入力』の業界評高し 瀕死のフジテレビ救うメシアか?の画像1
『ここにタイトルを入力』(フジテレビ系)TVer公式サイトより

 ここ数年、視聴率がふるわないフジテレビで、深夜に久々の“アタリ番組”が誕生したと話題だ。それは、4月から月曜深夜に6週連続で放送されている『ここにタイトルを入力』。番組名からしてワケがわからないが、内容はもっとワケがわからない。

「第1回は一見するとクイズ番組ですが、解答者のひとりの小峠英二は左半身しか映っておらず、しかも時折関係のないことを話します。番組が進むとタネ明かしがされますが、実は小峠がダブルブッキングしてしまったため、左半身ではクイズ番組、右半身では対談番組に出演。2番組同時に収録した、という“設定”です。

 それ以降もやりたい放題で、第2回のフワちゃんの浅草街ブラ番組は、撮影データが全部消えてしまったため、防犯カメラやドライブレコーダーなどに映り込んだ映像で番組を構成。第3回はマジック番組ですが、予定していたマジックがすべてコンプラに引っかかり、テーブルマジックだけで放送時間を消化。第4回はベタな恋愛ドラマですが、制作予算がなくなっていくにつれ、セットや衣装がどんどんショボくなるというもの。

※狂気のフワちゃん浅草街ブラ回

 第5回は恋愛バラエティ番組ですが、『ラブストップ』『ラブモニュメント』『ラブシンク』など謎の単語が頻出し、そもそも“恋愛を買い取る”という設定が意味不明。内容は毎回バラバラですが、あえて一言でいえば“いろいろなジャンルのテレビ番組を装ったコント番組”でしょうか」(テレビ情報誌記者)

 文字で説明すればとにかくシュールだが、第5回放送後、Twitterでは、

「訳わからなすぎて頭抱えながら見てた」
「1回みてわからなくて2回みてやっぱりわからなかった」
「今週のは特に意味わからなすぎて怖いw」

といった感想が続出。

「毎週死ぬほど笑ってます」
「次回で最終回か。 シーズン2希望」
「まとめてBluRayとかで販売しないかな」

と、熱烈なファンを生んでいる。お笑い関係者やテレビ関係者など業界人の間でも、同番組は大きな話題になっているという。

「この番組は昨年11月と12月に深夜枠で2度放送され、4月からの放送は全6回で終了。企画・演出はまだ入社2年目という原田和実ディレクターで、テレビマンの間では放送が終わるたびに『見た?』『ヤバかった』と、話題になっています。ここ数年、フジテレビは視聴率低迷が続き、とりわけバラエティは壊滅状態ですが、もともとフジは『楽しくなければテレビじゃない』がキャッチフレーズ。いい意味でバカバカしい番組が出てきたのは明るい兆しでしょう。

 また、こういった“フェイク番組”の先輩が、同じくフジの『全力!脱力タイムズ』です。こちらは報道番組を装った一種のコント番組ですが、放送はすでに7年目。視聴率がものすごくいいわけではありませんが、尖った企画や手の込んだ企画は高く評価されており、アンタッチャブルが復活した回はギャラクシー賞を取りました。『ここにタイトル~』はゴールデンでやるような内容ではありませんが、次の展開にも期待しています」(民放バラエティ番組制作関係者)

 今シリーズの放送は残り1回。最終回にどんなギミックを用意しているのか、お笑い番組ファンは必見になりそうだ。

木村之男

木村之男

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

最終更新:2022/05/11 12:00

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