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『クリーチャーズ 宇宙から来た食人族』公開記念インタビュー

ヴィーガンなのに「食人映画」に主演? “逆輸入女優”斎藤莉奈が語る英国映画事情

文=長野辰次(ながの・たつじ)

自分からアピールすることの重要性

――英国で初めて出演した映画『クリーチャーズ』のオーディションは、どんなふうに行なわれたんですか。

斎藤 ひとりずつ呼ばれ、1時間ほど時間をかけたオーディションでした。まずトニー・ジョピア監督にお会いして、台本を読ませてもらい、アカネとして怒っているパターンの演技をいろいろと見せたんです。その後、アクションコーディネーターの方も同席されていたので、その場で殺陣を習い、試してみて、「練習すれば、あとは大丈夫だね」とOKをもらって……という感じでした。

――派手な殺陣を披露していますが、日本で習っていたんでしょうか?

斎藤 殺陣はレッスンで少しかじった程度でしたが、日本でモーションキャプチャーのお仕事をしたとき、『ラストサムライ』(03)などに出演されたベテランの方たちと一緒になり、その際にアクションについての基礎を学んだ感じでしたね。趣味でボクシングのジムにも通っていたので、アクションは体幹が大事という基本的なことは理解していました。日本で経験したことは、無駄にはなりませんでした。アクション映画への出演は今回が初めてでしたが、殺陣がうまく決まったときは、爽快感がありましたね。

――低予算映画ですが、キャストはみんな楽しそう。撮影現場の雰囲気のよさがスクリーンからも感じられます。

斎藤 本当に楽しかったです。ジュピア監督はすごく明るくて、オープンな性格でした。「アイデアがある人は言ってね」という方で、私も発言しやすい現場だったんです。アットホームな雰囲気で過ごせた1カ月間でした。

――1966年生まれのトニー・ジュピア監督は、アレハンドロ・ホドロスキー監督と同じチリ出身。野ウサギとエイリアンが合体して、人間を襲う『キュート・リトル・バニーズ』(17)などおかしなホラー映画ばっかり撮っていますね。

斎藤 本人はとてもチャーミングな方でした。私から「こんなのはどうでしょうか?」と提案すると「いいね! やってみよう」とすぐ反応してくれるんです。私のアイデアがいまいちだった場合は「リナ、ちょっと落ち着いてみようか」とたしなめてもくれました。

――ちなみに、アイデアが採用されたのはどのシーン?

斎藤 アカネが階段でゾンビと戦うシーンが後半にあるんですが、最初は階段の上の広い踊り場で戦う予定だったんです。私のアクション経験が少ないことから、アクションコーディネーターの方が気を遣って、危険のないように踊り場での殺陣を考えてくれていたんですが、私から階段での殺陣を申し入れました。現場では怪我がないことが第一に考えられるので、「私やれます!」とアピールしないと迫力ある場面が撮れないように感じたんです。監督や作品にもよると思いますが、自分からアピールすることの大切さを、英国に渡ってからは強く感じるようになりましたね。(2/4 P3はこちら

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