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中山秀征、松本明子、飯島直子『DAISUKI!』復活で好評も…ガラリと変わったテレビ業界事情

文=木村之男

中山秀征、松本明子、飯島直子『DAISUKI!』復活で好評も…ガラリと変わったテレビ業界事情の画像1
YouTube「BS日テレ公式チャンネル」より

 今から20年以上も前、土曜深夜に放送されていたバラエティ番組『DAISUKI!』(日本テレビ系)が8月3日、22年ぶりにBS日テレで復活した。全盛期と変わらぬ内容に、SNSには往年のファンたちの喜びが多数寄せられている。

「『DAISUKI!』は1991年に番組スタート。中山秀征、松本明子、飯島直子の3人が観光地や話題の場所に出かけたり、ショッピングに行ったり、体験教室に潜入したりと、基本的にゆるく“遊んでいるだけ”の番組でしたが、週末の深夜という時間帯が見事にハマり、番組は10年近く続きました。

 今回、22年ぶりという中途半端なタイミングで番組が復活した理由は不明ですが、松本と飯島が2019年に『踊る!さんま御殿!』(日本テレビ系)で共演した際、『DAISUKI!』の話で盛り上がったり、今年1月に中山と松本がBSテレ東の旅番組で共演した際、『DAISUKI!』がSNSのトレンドワードに上がったりと、復活を望むムードはありました。

 3人の共演は本当に久々でしたが、オーピニングから息はバッチリで、22年も時が経ったのが信じられないくらい。番組内容も、富士五湖でさまざまなアクティビティを堪能しながら巡るというもので、いい意味でゆるく“昔のまま”でしたね」(テレビ情報誌記者)

 放送終了後、Twitterには、

<あの3人の空気感全然変わらなくて嬉しかったー>
<22年ぶりと思えんくらいあの頃のままの空気感で面白かった>
<めちゃくちゃ楽しかったー! あの三人永遠に見ていられる>

といったコメントが寄せられ、

<またいつかあると嬉しいなぁ>
<また会える日を楽しみにしてます>
<BSでもいいから定期的に戻ってきてほしー>

 と、定例化を望む声も次々と登場。再々復活もあり得そうな勢いだが……。

「『DAISUKI!』は当時、深夜帯ながら2ケタの視聴率を取り、番組終了も視聴率不振が理由ではありませんでした。年末年始の特番をやった時期もあります。宝くじを買ったり、パチンコをやったり、季節の行事を楽しんだり、賃貸物件を巡ったりと、作り込まないスタイルの番組構成は、その後、多くのバラエティ番組に影響を与えました。

 今回の復活放送が好評だったのは、もちろんノスタルジーもあったでしょうが、ひたすらのんびり見られる番組を視聴者が求めていたということもあるでしょう。ロケバラエティはいくつもありますが、誰かが罰ゲームをやらされたり、過剰に笑いを求めたり、ゲストが突然番宣を始めたりする“てんこ盛り”の番組は見ていて疲れるもの。ぬるいと言ってしまえばそれまでですが、こういう“誰も傷つかない”番組は貴重かもしれません。

 ただ、今はどの局も予算が限られていますし、こういうフワっとしたバラエティを制作する体力はないのも事実。テレビが一番元気な時代だからこそ生まれた番組であって、もうこういう番組は出てくる余地はないだろうとも思います。だからこそ、『DAISUKI!』の復活は“奇跡”だったんです」(キー局関係者)

 定期的に“奇跡”を起こしてほしい。

※22年ぶりの『DAISUKI!』をじっくり見てみた松本明子

木村之男

木村之男

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

最終更新:2022/08/13 19:00

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