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呂布カルマは“第二のマツコ・デラックス”フジ特番で見せたコメント力

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フジテレビューより

 8月14日放送の『〇〇によると』(フジテレビ系)は、世界中の書籍や論文などにあった嘘みたいな内容を番組独自に検証していた。かといって、その内容は“究極の運動しないダイエット”や“赤ちゃんを泣き止ます方法”など、堅苦しいものではない。

 板についた司会ぶりを発揮するバナナマンの設楽統、しゃべれる女優・奈緒とバラエティで頭角をあらわしている朝日奈央、マヂカルラブリ―からはなぜかツッコミの村上だけなど、バラエティ豊かな出演者が、この特番に花を持たせた。

「最近はTBS系の『モニタリング』や『水曜日のダウンタウン』など、お笑い✕検証といったバラエティ番組の形がロングヒットしていますよね。フジテレビでも過去に『トリビアの泉』など検証(調査)番組で大ヒットを生み出したノウハウも備わっているし、元々ドラマやバラエティなどに強い同局の得意分野でもあります。メインに『ノンストップ!』で主婦層の心を掴んでいる設楽さんを持ってくる辺りも、安心して見られました」(バラエティ番組スタッフ)

 そんな中、今話題のラッパー・呂布カルマが同番組のコーナーMCに初挑戦したことが話題になっている。

 呂布カルマといえば、ラッパーとしては人気実力ともに界隈で認められた存在で『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)に出演してから、一般層にも広く知名度を上げた。

 それ以降、『相席食堂』(同前)でのロケ力や、abemaの番組で実業家のひろゆきを論破したことなどでも注目され、存在感を示す場が徐々に増えている。

「最近よく目にするACのCMでの“強面かとおもいきや実はやさしい人”ラップが、めちゃくちゃナイス。ACっていう真面目な組織がフリになって、ラップが新鮮に受け取られてるんですかね。一般の企業 CMだったらここまで話題にならなかったかも。もともとフリースタイルで敵をなぎ倒していくっていうのは、頭がよくなければできないですし、加えて本人も話していましたが強面からの落差で、より安心して見られる良さがありそう。人がたくさんいるトーク番組の1人とか、キャラ立ちしていいですよね」(広告代理店スタッフ)

 ただ偏見は付き物で、元KAT-TUNのラップ担当だった田中聖がクスリで逮捕されたり、ラッパーという職業は、まだまだアングラ感が残っていて、万人受けしないリスクも考えられただろう。しかし今回の番組起用は、今後の飛躍を暗示させるものだったという。

「おそらく最近の検証系番組って、どうしてもお笑い芸人がいっぱいでてきたりして、ちょっとマンネリっぽくなったり、かぶっちゃったりしますからね。今回、検証する面々もTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバーや濵田崇裕(ジャニーズWEST)など、あえてお笑い芸人を外している感がある。そこに、コメントがズバッと決まる呂布カルマを持ってきたのはうまいですよね。ラッパー且つバラエティ出演というと若手では、Creepy NutsのR指定が無双していますが、その次くらいにテレビバラエティに出ている印象。R指定ほどマイルドでもないから、企画によっては、逆にハマることもあります」(既出・バラエティ番組スタッフ)

 また、こんな話も。

「番組をみた人の間では、スタジオでの存在感に加えてコメントがうまかったと、好印象がもっぱら。ブッキングされた役割がわかっている感じで、時にシニカルさもあって、芸人さんとも絶妙に渡り合えていました。トークができるし大喜利もめちゃ強いので、ほしいコメントがばちっとハマるんですよね。もしかしたら、第2のマツコ・デラックスみたいになるかもしれません。本人がそれを望むかどうかはわからないですけども」(バラエティ番組プロデューサー)

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