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『ひなあい』日向坂46の“東大王”・影山優佳がクイズで無双！

『日向坂で会いましょう』では「打倒クイズ女王！　日向坂クイズバトル！（2）」がオンエア。前半戦では佐々木美玲の活躍が目立った「チームおしゃ（佐々木美玲・金村美玖・高本彩花）」と、濱岸ひよりが勝利を導いた「チーム天まで届く美女たち（高橋未来虹・濱岸ひより・佐々木久美）」の2チームが決勝戦に進出。後半戦となる今回は、MCのオードリー・春日俊彰と影山優佳の「チーム東大目指していた王」との熱いクイズ対決が行われた。

　今回のクイズ対決は「（略して）チーム東大王」の圧勝が予想されることから、予選参加者の得意なジャンルが出題されていたのだが、日向坂一の才女こと影山の聡明さが発揮された回だった。序盤から「サンリオ」「宝塚」を2連続で正解すると、第7問目の「コスメ」ジャンルでは問題文が「ラスボス……」しか読まれていないのにも関わらず、先読みして正解。オードリー・若林正恭からどういう問題だと思ったのか聞かれると、問題文をそっくりそのままで答えるというファインプレーを見せ、若林も「仕事増えるぞ！」と感嘆していた。

　影山がすごいのはカバーしているジャンルの幅広さだろう。『呪術廻戦』であろうが、「パン」であろうが、即座に答えられるのは完全にアイドルの域を超えている。さらに、問題に答えた後に、問題の意図を解説したり、背景を説明したりと豊富な知識を披露しているのもさすがである。影山といえば、歯科助手や世界遺産検定2級など多くの資格を持っていることでも知られているが、8月19日に放送された影山がパーソナリティを務めるラジオ番組『ローソン presents 日向坂46のほっとひといき！』（TOKYO FM）では、また新たに「略語検定1級」「環境カオリスタ検定」など5つの資格を取得したことを報告。近頃は『東大王』（TBSテレビ）にも頻繁に出演するなど、日向坂の――いや、アイドル界きっての“頭脳派”として認知されつつある。

　そんな影山が無双する中でも、高橋未来虹（※「高」は正式には「はしごだか」）が丹生明里の問題を正解したり、佐々木久美が刑事ドラマ問題をいち早く「紅茶」と答える奇跡を起こしたりと、他のチームも「チーム東大王」に負けじと頑張っていたのには好感が持てたし、金村美玖に関しては親友である丹生の問題に答えることができずに涙を流すなど、しっかりと爪痕を残していたのはさすが！

　影山チームがあっさりと勝つのかと思われた勝負だったが、後半に用意された大逆転システムの恩恵を受けた「チーム天まで届く美女」たちが優勝。影山的には悔しい流れにはなってしまったが、バラエティ的には最後に逆転が待っているという綺麗な終わり方だった。髙橋、濱岸ひより、佐々木（久）の3人には、来年の『高校生クイズ』のサポーターとしてぜひとも活動してほしい！

川崎 龍也（アイドルライター）

2019年よりフリーライターとして活動しつつ、現在は都内にあるWEBメディアでも勤務。主にアイドルのコラムやインタビュー記事を書いています。noteでは毎週アイドルの楽曲レビューを更新中です。

Twitter:@ryuya_s04

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