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キンプリ、『スッキリ』など3番組ジャック! 背景に「日テレの大誤算」

永瀬廉『新・信長公記』は「日テレの大誤算」?

「『新・信長公記』は初回から6.1%と低空発進でしたが、回を重ねるとさらに下降し、9月4日放送の第7話では3.6%の自己最低を記録。『TVer』の再生数ランキングで深夜ドラマに負けることも多く、『大爆死』と報じるメディアも見られます。そんな散々な状況だけに、主題歌の『TraceTrace』も盛り上がっているのは“ファンだけ”という印象が否めない……。とはいえ、過去のキンプリの売り上げを見る限り、初動45万枚前後は堅いのでは?」(テレビ誌ライター)

 コメディ要素の強い『新・信長公記』は、残念ながら視聴者の“好き嫌い”が別れてしまったようで、ネット上では「深夜ドラマ向けのマニアックな脚本」「日テレの大誤算」と同局を責める声もある。そのため、同局が「TraceTrace」発売日に見せたジャニーズへの“神輿”ぶりは、視聴率不振に冷や汗をかいている表れとも受け取れる。

 また、ジャニーズにとって「主演ドラマのヒット」と「主題歌のヒット」は、“国民的スターへの黄金ルート”と言われている。例を挙げるなら、SMAP最大のヒット曲「世界に一つだけの花」は草なぎ剛主演『僕の生きる道』(フジテレビ系)、嵐の出世作「Love so sweet」は松本潤が出演した『花より男子2(リターンズ)』(TBS系)の主題歌であった。

「ダンスや歌のスキルにも定評があるキンプリですが、最近はメンバーの主演作が増えていて、役者としても順調。しかし、CDの売り上げでは、後続のSnow Manやなにわ男子に抜かれてしまいました。そろそろ特大のヒット曲が欲しいところですが、それにはメンバー主演作の成功が重要となりそうです」(エンタメ誌編集者)

 『新・信長公記』は厳しい状況だが、10月にスタートする平野主演ドラマ『クロサギ』も「主題歌はキンプリになると、もっぱらのウワサ」(同)だとか。次こそ、特大ホームランを期待したいところだ。

 

鈴木紬(エンタメ系ライター)

元アイドル誌編集者。宮迫博之の焼肉屋「牛宮城」を誰かにおごってもらう日を夢見る芸能系ライター。芸能人のYouTubeやSNSのパトロールが日課。

すずきつむぎ

最終更新:2022/09/15 06:00
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